ディスディスブログ

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加野屋に加わった、へぇしか言わない「へぇさん」役は辻本茂雄さんです - 朝ドラ「あさが来た」96話の感想

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年1月23日放送の96話で、新次郎に隠し子がいたようです。

 

www.nhk.or.jp

 

後世に何を残せるか

昨日の95話でヒロイン白岡あさ(波留)の行く道を照らし続けてくれた五代友厚(ディーン・フジオカ)が亡くなりました。あさは、五代が死の前に言っていた「加野屋だけでなく日本の後世に何を残せるか」を考えるようになっています。

 

月曜日のへぇさん

大番頭である雁助(山内圭哉)たち、加野屋で噂になっている「月曜日のへぇさん」なる人物が登場しました。

「いつも月曜日に来ては“へぇ”しか話しはれへんいう、あの男の人かいな」とあさの旦那さんである白岡新次郎(玉木宏)が言っていました。

その「へぇさん」は山崎平十郎と言い、本当にへぇさんでした。新次郎が大笑いしていましたね。へぇさんを演じるのは辻本茂雄さん。そのへぇさんが自分を加野屋で雇って欲しいとやって来ていて、あさが対応し平十郎から話を聞き出そうとします。

しかし、へぇさんは噂通りに何を聞いても「へぇ」としか答えません。辛抱強く色々な質問をしていたあさでしたが、とうとう辛抱たまらず立ち上がって怒り始めます。白黒はっきりしない人が一番苦手だと。そんなあさを止めようと新次郎と雁助が場に入って話に加わることになり、平十郎はようやく素性を明かすことになりました。

平十郎は大蔵省の元官僚で、「かいけいけいさ」にいたそうです。漢字は会計系佐でしょうか。国のお金の使い方を監視するところだそう。日本の経済を立て直すためには、民間の銀行がしっかりしないといけない、とへぇさんは考えているようで、それで2年間色々な銀行を見てきたけどろくなところがなく、加野屋には他の店にはないものを感じて、やって来たのだそう。ドイツ留学をし銀行の勉強もしてきたと。

へぇさんは普段「へぇ」しか言わないのに、一旦普通に話をし始めると止まらなくなるようです。雁助が「ようしゃべりはりますがな」と突っ込んでいたのは笑いました。

 

あさが千代に

年が明けて、あさと新次郎の間に生まれた白岡千代は数えで10歳になりました。同じくして千代の役者さんが鈴木梨央さんに替わっています。鈴木梨央さんはあさの少女時代も演じていた子役さんです。再登場。

ということで外見はあさとそっくりというかそのものな千代ですけど、鹿鳴館の舞踏会でドレス姿の女性がダンスをしている絵を見て、惚れ惚れとしている様子から、性格はあさとはだいぶ違うようで、どちらかというと芸事が大好きな新次郎の感覚を受け継いでいるのかもしれません。女の子らしい女の子。

 

新次郎に隠し子?!

その新次郎は、両替屋or銀行事業から分けて経営をすることになった、炭鉱事業などの社長に就任していて大忙しのようで、仕事をしつつ遊びたい遊びたいと連呼しています。しかし、側に千代を配置することによって逃げられない状態になっています。白岡よの(風吹ジュン)の頭脳プレイですか。

そんな新次郎の前に「お父さん」と呼ぶ男の子が突然現れました。驚く加野屋の面々。まさか、新次郎に隠し子?! 千代にお兄さんが?!という。

平穏が訪れている加野屋に突如嵐が吹き荒れるのかと思いきや、実はその男の子は眉山藍之助でした。和歌山の今井家の土地を借り受けミカン農家をしているはずの山王寺屋の長男坊です。あさの姉である眉山はつ(宮崎あおい)も一緒でした。10年ぶりに姉妹の再会が果たされました。

 

おわりに

へぇさんに関しては何か悪いことが起こるような気がしています。私の中で、へぇさんを演じる辻本茂雄さんは悪役をすることが多い印象があるので、どうしてもその印象が拭えず、へぇさんも何か悪事を働くのではないかと勘ぐってしまいます。雁助も怪しんでいました。

次週予告を見る限りでは、雁助に何か動きがありそうでした。うめ(友近)にもありそうだったので、もしかしたら雁助とうめの2人がどうにかなって、2人で加野屋を出て行くことになるのかもしれません。雁助とうめが新しい商いを始めるのなら良いのですが。

藍之助のいたずらはちょっと洒落にならないもので、ヒヤヒヤしましたが、愛嬌のある子に育ったようですね。おそらく和歌山のミカン農家が嫌で、大阪で働きたがるのでしょう。今後は藍之助とはつ、眉山惣兵衛(柄本佑)の親子バトルが見られるかもしれません。あまりにエグい話は勘弁ですけど、楽しみです。

それにしても、自転車は当時「安全型自転車」という名称だったのですね。安全ではない自転車もあったのでしょうか。前輪が大きく後輪が小さい、いわゆる「ペニー・ファージング (Penny Farthing) 」ではないという意味でしょうね。

 

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