ディスディスブログ

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「コイル」とは?「次元W」とは?の説明がありました。百合崎ミラが可愛かったです - アニメ『Dimension W(ディメンションW)』1話「回収屋」の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『Dimension W(ディメンション・ダブリュー)』が放送されています。

 

dimension-w.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年1月10日の放送は第でした。

 

イントロダクション 

西暦2072年。
第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により
人類は繁栄の極地にあった。
しかしその裏では、正規外のルートから入手した「不正コイル」を使った犯罪が発生し、回収に懸賞金がかけられるようになった。
腕利きの“回収屋”マブチ・キョーマは、ある依頼の中で謎の少女ミラと出会う。
かつてコイル事故ですべてを失ったキョーマと、自分の出生の秘密を探るミラは、共に「コイル」の真実を追うことになるが……。

 

というイントロダクションです。作者は岩原裕二さん。スクウェア・エニックス『ヤングガンガン』でしょうか、『月刊ビッグガンガン』でしょうか? 既刊9巻。

私は本作『Dimension W』を全く知りません。初見です。

 

 

1話「回収屋」

まずは登場人物を書きます。本作の主人公は、不正に使用されているコイルを回収して懸賞金を得ている回収屋の「マブチ・キョーマ」、CV小野大輔さんです。コイル嫌いで世的な生活を送る変わり者。武器は鉄串、所有する自動車はトヨタの2000GTのようです。2000GTが超格好良い。
ヒロインは、今回キョーマがコイル回収をする際に出会った謎の少女「百合崎ミラ(ゆりざき・みら)」、CV上田麗奈さんです。失踪していたはずのコイルの開発者・百合崎士堂博士と共に暮らしていた、ロボット(アンドロイド)です。

回収屋キョーマとアンドロイド(?)のミラ、この2人が中心になって物語が展開されていくようです。

他には、コイルを扱う「ニューテスラエナジー社」次元管理局所属の精鋭チーム「Qi」の調査主任で、キョーマとは旧知の仲である「アルベルト・シューマン」、CV石田彰さん。ニューテスラエナジー社からの依頼でキョーマたち回収屋を雇っているブローカー「マリー」、CV斉藤貴美子さん。マリーお抱えの天才肌エンジニアで、キョーマとは肌が合わない「コオロギ」、CV松岡禎丞さん。マリーの用心棒で軍事用コイルが使われているアンドロイドの「フォー」、声を発しないようです。

この辺りがCHARACTERページに乗っている登場人物です。シューマンとマリーとコオロギとフォーは今回出ていたでしょうか。CHARACTERページには他にも何人か載っていましたけど、現段階ではまだ紹介しなくて良さそうです。

そうそう、今回は「百合崎士堂(ゆりざき・しどう)」博士、CV土師孝也さんもいました。

 

コイルとは?

『ディメンションW』で最重要なキーワードは、やはり「コイル」でしょう。

 

2036年に存在が証明されたX,Y,Zに続く第四の次元軸「W」。次元間誘導装置、通称「コイル」、次元軸Wに存在する無尽蔵のエネルギーを取り出すために開発された。全世界60箇所に建造された巨大なタワーが、Wのエネルギーを安定させ、地球上のどこにいても電力を得ることができるようになった。「NEW TESLA ENERGY」と各国政府により構築されたシステムは、「世界システム」と呼ばれ文明社会のあり方を根本から変えた。

 

冒頭のナレーションに引用部のような説明がありました。新たに発見された次元軸「W」なるところからエネルギーを抽出するための装置、それが次元間電磁誘導装置「コイル」ということです。X,Y,Zからは取り出さないのでしょうか、それとも取り出した後でしょうか?

ていうか2036年というと、今から20年後ですから、それほど遠い未来でもないですね。この世界とつながりのある設定ならば、ですが。

 

百合崎ミラとは?

ヒロインの百合崎ミラはアンドロイドです。1話でコオロギがミラを解析し、その結果を説明している箇所があります。

「人工衛星と同じかそれ以上の金が必要だ。身体の基本的な構造は、そこのフォーと同じ。人工皮膚の下の微細発泡シリコン層と高分子人工筋肉、及び骨格部に充填された自動修復用ナノマシン。胸のメインコイル一つで全アクチュエータを制御する無線式ローカルエネルギーネットワーク。メンテナンスフリーを実現したこのタイプのロボットは、全部オリジナルのコピーだ」だそうです。

百合崎士堂博士は今回おそらく巨大コイルを暴発させて死んでしまったと思われます。ミラは博士を父と呼び、博士は妻と娘がニューテスラに殺されたと言っていたと思いますので、博士は亡くなった娘を超高性能アンドロイドとして生き返らせたか何かしたのでしょう。鉄腕アトム的な。

 

おわりに

まだ1話が終わったばかりですから、舞台設定やキャラ紹介だけで終わった感じがします。キョーマのキャクターデザインからは90年代臭が漂ってきます。彼は厭世的(えんせいてき)な性格で、コイルそのものを毛嫌いしている人物だそうですから、古臭さは狙ったものなのでしょう。

先述したように、キョーマが乗っている自動車は「トヨタ2000GT」です。クラシックカーですね。私は2000GTとかトヨタスポーツ800(ヨタハチ)のデザインが子供の頃から好きで、2000GTはチョロQで持っていました。2000GTもヨタハチも、漫画『よろしくメカドック』に登場していたと思います。まさかディメンションWに登場するとは思わなかったので見られて嬉しかったです。

キョーマの過去には何か因縁がありそうな雰囲気でした。ありがちといえばありがちですけど、毛嫌いしているコイルに大きく関係していることは明白です。携帯くらいしかコイル絡み機械を使っていないそうですから、2000GTもコイルで動くようには改造していないガソリン車のままみたいでした。逆に、昔はコイルをガンガン使っていた人物だったのだろうと思わせますし、エネルギーを独占している(と思われる)ニューテスラエナジー社とも浅からぬ因縁があるはずです。

物語も面白そうですし、ミラも魅力的に描かれていますから、2話以降も視聴します。