ディスディスブログ

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「怪剣クロード」の正体が判明。「ガルボイ・ライカー」は生田研究所を目指し、マスター・ウルティマと自衛隊に… - アニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』12話「八高超人墜落事件」の感想

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毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』が放送されています。

 

http://concreterevolutio.com/

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年12月20日の放送は第12話「八高超人墜落事件」でした。

 

 

イントロダクション

「もうひとつの日本」を舞台にして繰りひろげられる、多彩な超人たちの饗宴――。
「神化」という架空の年代、高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台である。

これまで数々のフィクションで描かれてきた、数々の「超人たち」が、もしすべて同時に実在していたとしたら?
登場する「超人」たちは、誕生も特性も、実にさまざまだ。
宇宙から来た巨人、ファンタジー世界の生命体、古代から妖怪とされてきた存在、科学者に改造されたサイボーグ、太古に滅亡した巨大文明の遺産などなど……。
一部の超人は公然と活動して世間から人気を集め、一方で素性を隠しながら密かに戦う超人もいる。そして超人に対抗する敵勢力、組織もまた、それぞれ暗躍を続けている。

日本政府は、秩序確保のために多様な手を打った。
そして設立された組織のひとつが、厚生省の外郭団体「超過人口審議研究所」である。
その通称は「超人課」――「超人」を発見・確保し、保護し、安全に管理するのが任務だ。
超人課に所属するメンバーの一人、人吉爾朗(ひとよしじろう)が、本作の主人公である。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

第12話「八高超人墜落事件」

前回からの続きといえば続きです。最終回の1話前ということもあって、「怪剣クロード」の正体を始め、多くのことがあきらかになりつつあります。最終回と言っても、1期の、ですが。

11話の終盤で、ヒロインの星野輝子(ほしの・きっこ)が呼び出された札幌の病院では、クロードによる医師と看護師(神化4x年では看護婦です)の数害が行われました。魔法と科学を操るSPRなる組織の調査によって、病院の地下では超人を使った実験が行われていたことが明らかになりました。

府立八方高校を訪れた輝子、その目の前でソ連から飛来した英雄的超人ガルボイ・ライカー(CV最上嗣生)が、空から墜落しました。ロシア語を話せる超人によってガルボイの証言を聞くと、米国の超人マスター・ウルティマと自衛隊による撃墜だったことが判明し、八方高校の学生たちはガルボイを保護(回収)しようとする国家に対して反抗を始めます。

 

ガルボイ・ライカー

今回登場した「ガルボイ・ライカー」はソ連の超人です。初めて生身で宇宙飛行を実現した超人宇宙飛行士です。重力と磁力を使って、高速で移動ができる能力を有しています。

マスター・ウルティマも宇宙を飛行できるみたいですが、マスターはそもそも宇宙人の血を引く超人で、ガルボイは純粋に地球の超人です。ガルボイは、国から敵国(米国?)を攻撃せよとの指令に反して、訓練センターに左遷されたとか。宇宙飛行をした際に「地球は美しい」と有名な演説を行ったそうです。

ガルボイ・ライカーの元ネタ・モデルは、ボストーク1号に乗って世界初の有人宇宙飛行を実現した、ソ連の軍人ユーリイ・ガガーリンでしょう。それと同国の軍人ヴィクトル・ベレンコの可能性もあるか思います。

そのガルボイがどうして日本に来ていたかというと、クロードが呼んだからのようです。ガルボイは最後に「私は助けたかった、超人たちを。全てが消えてしまう前に。仲間が私をここへ…」という言葉を遺しています。クロードが言うには、ガルボイは11話でクロードが両断したアンタレス号で、部品にように扱われた超人たちと、北海道の病院で実験が行われていた現場を見るために日本に来ていたようです。

 

超能キッカー

また「超能キッカー」なる超人も登場しました。「南零一(CV相楽信頼)」でもあります。元ネタは特撮ドラマの『光速エスパー』かと思います。

 

球形の透明ヘルメットを特徴とする強化服を着用し、超能力者として活動している。腰に取りつけたジェット推進器で空中飛行も可能。左右の腰には二丁の光線銃を装備し、鳥型の飛行バイクで現場へ急行する。バイクの武器は連射式のバードアイミサイル

 

と公式WebサイトのCREATIONページにはありました。南くんは八方高校の生徒で、ガルボイ・ライカーが墜落したところを輝子と一緒に見ています。キッカーとしてガルボイから話を聞き、上記のようにマスター・ウルティマと自衛隊によって撃墜されたと聞かされています。

 

SPR

また、こちらも超人と思われますが、警察の依頼を受け魔法と科学を悪用した犯罪の捜査をする組織「SPR」、スタインジ・パワー・リクス・マネージメント・オフィスと言っていたでしょうか、その「滝誠介(CV田中正彦)」と「高原楓(CV嶋村侑)」が登場しました。 聞き違いがあるかもしれません。

12話では彼等が北海道の病院などを捜査していて、子どもたちを使って空間に粉を撒き、「空間に強く刻みつけられた瞬間を固着」させる方法で、その場に執着した強い思念のようなものを形にする魔法を使うようです。魔法使いですか。

 

怪剣クロードの正体は?

12話で「怪剣クロード」の正体が明らかになりました。南くんの通う八方高校の教師である「長川神(ながかわ・じん、CV長南翔太)」です。神は、前回クロードが輝子に渡した写真のうち、主人公の人吉爾朗(ひとよし・じろう)の左隣りに写っていた、一歳年上の友達だった人物のようです。

墜落事故(事件)が起こった神化43年8月の前、神化42年12月には、輝子は学校を訪れ神から薬をもらっています。風邪を引いてもこちらの世界の薬は効かない、と輝子にも効く薬を調合してもらっているみたいです。神は輝子が魔界の人間で、魔界の王になる存在だと知っていました。魔界の研究をしているのだそう。

8話でしたか、大鉄君誘拐事件では正義の味方の「天弓ナイト」が子供誘拐して、その後数されてしまいましたが、大鉄君だけではなく、他にも誘拐されていて、その中の一人の人物が神だった、とか何とか言っていたようでした。事件では大鉄君以外の子供は数されてしまったということでしたが、実はそうではなく……。

 

小笠原の生田研究所

クロードが、爾朗の養父である人吉孫竹(ひとよし・まごたけ)と電話をしています。途中からクロードは受話器を爾朗へと手渡し、孫竹からの言葉を聞くことになります。その内容は物語を知る上で非常に重要なものでした。

まず、「大鉄君誘拐事件」について、誘拐された子供は数されてなどおらず、生きて小笠原にある島に送らえていました。天弓ナイトはそれを防ぐために大鉄君たちを保護していたのでした。天弓ナイトは、孫竹たちの生田研の人間が子どもたちを島へ連れ去り実験材料にしようとしていた事実を公表すると言ってきたため、抹数されたということです。孫竹たちは、天弓ナイトのせいにして、彼を犯罪者だと世間・政府に思わせるすることで、政府による超人の管理強化を目論んでいました。自分たちの研究のためということでしょうか。

爾朗は天弓ナイトが数された現場にいました。そこから以前の記憶がなくなっているようで、神の存在も写真を見るまで気が付きませんでしたし、写真を見ても記憶は戻っていないようです。孫竹の養子でなかったら、あのときに爾朗も小笠原に連れられ、神と同じように実験に使われていただろう、と神は言います。

「あの研究所で体を切り裂かれ、心の奥まで覗きこまれ、機械を動物をウイルスを、ときには別の超人をも融合させられ、力を引き出された。(剣を体に取り込み、体から剣を生み出す)こんな芸当もできるようになった」と神(クロード)は言っています。

また、前述のSPRの2人が調べたところでは、札幌の病院の医師たちは戦前、生田研に在籍していたことがわかりました。戦後、研究員の一部は米国に連行され、研究を続けていたそうです。さらに、前回両断されたアンタレス号の母港は小笠原のボニン島です。神化43年(でしたっけ?)6月に日本に返還されるまでは米国の領土だったところで、そこにはどうやら日米共同の超人研究施設があったのでは……と滝と高原は考えているようです。

ガルボイ・ライカーは、おそらく生田研究所に捕らえられている超人たちを助けるべく小笠原のボニン島へと向かっていました。しかし、そこに行かせまいとするマスター・ウルティマ(米国)と自衛隊が待ち受けて……ということです。真っ黒ですね。

 

おわりに

最後に、超人課の課長である秋田大司(あきた・だいし)が、クロードに切られていました。雲状の存在になっています。クロードによって、秋田は宇宙から来た化物だと、爾朗や輝子、半妖の鬼野笑美(きの・えみ)の前で明かされました。

そして輝子は現状、クロードを爾朗だと思っているようです。クロードの前に出て「爾郎さんは私が守る」と言っていましたから、クロード=神だとは考えていないと思われます。1話などの様子を鑑みるに、爾朗はこれから超人課を離反するはずですし、でも45年前後の輝子はオバケの風郎太(ふうろうた)と一緒に行動をしていましたから超人課に残るのだと思いますが……どうなるのでしょうか。

次回予告では、奇X(きかい)の「エクウス」と赤いエクウスのようなものがバトルをしていました。こちらも楽しみです。

書き足りていない感もありますので、思い出したことがあれば書き足します。

 

dysdisanime.hateblo.jp