『よつばと!』の13巻を買いました。Amazonで。本作はアスキー・メディアワークス『月刊コミック電撃大王』で、2003年3月から連載されている漫画です。もう連載開始から12年以上経つんですね。
『よつばと!』は私が唯一新品で購入している漫画です。単行本でしか読んでいません。単行本派。以前は『げんしけん二代目』も新品で購入していたのですが、私の中で以前ほどの熱がなくなってしまい、今は古本屋で続きを見かけたら買うようになっています。立ち読みは極力しないようにして。
2年半以上ぶりの新刊
さて、『よつばと!』ですけど、12巻が2013年3月9日発売で13巻が2015年11月27日発売と、2年半以上間が空いていました。個人的には、12巻のキャンプ回の終わり方がとても区切り良く感じられたものですから、あのまま終わりでも良いのかもしれないと思い、半ば諦めていました。
12巻の後半は、よつばが、とーちゃんとジャンボ、やんだ、えなちゃん、みうらちゃんとでキャンプをします。テントでお泊りをして、翌朝、とーちゃんたちがいれてくれたココアを飲んで、こちらを振り返り「きょうはなにしてあそぶ?」と語りかけているシーンで終わりでした。よつばが読者に語りかけているようで、とても印象的なカットです。
絵が変わった気がします
13巻を見ていて気になったのは、絵が変わった? ということです。絵が変わったというか、線が変わったように感じられます。線が太くなったのか、「画面が黒い」と感じました。そのせいか13巻は12巻までより少し読みづらいです。変わったと感じたタイミングは85話「よつばとよる」からですか。
これは、作者のあずまきよひこさんが筆を変えた、ということなのだと思っています。紙にペンや筆で描いているのか、デジタルのペンツールで描いているのか、私は知らないのですが。例えば、とーちゃんの顔や髪型、体の輪郭線も太く濃いですし、背景の線も太く濃く感じられるので、画面が黒いように受け取れます。書き込みの量が増えたのかもしれません。個人的には12巻までの線の太さや書き込み量の方が好みです。
13巻は新キャラクターが登場していますし、とーちゃんの名前も明らかになっています。小岩井○○さん。ネタバレになりそうなのでこれ以上のことは言えません。新キャラは一人は人間で、もう一人(?)は人間ではない何かです。