毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ ノイタミナにてアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
只今絶賛ニコ生一挙放送中ではございますが、本日いよいよ最終章の放送です。 最終章では犀川先生の破顔の表情や、若かりし頃の両目が見えるレアな犀川先生がご覧頂けます。そして本日のお召しものは「なすT」です!#すべてがFになる pic.twitter.com/7UCEzRaj7N
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 12月 17
ニコ生放送での一挙放送をご覧頂いた皆さまご視聴ありがとうございました!この後いよいよ最終話の放送です。フジテレビ〝ノイタミナ〟では25:05から放送です。他各局での放送時間はこちら⇒https://t.co/tlPf8u2Go9 pic.twitter.com/jSQYRloHuB
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 12月 17
「第11章:無色の週末」 とうとう最終回… 妃真加島での事件から一変。日常にもどってきた犀川と萌絵の生活は…。そして真賀田四季は…。 穏やかで美しいエピローグを皆で見届けましょう。 https://t.co/rEKTOVSWbN pic.twitter.com/RMxxU5BxfW
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 12月 17
2015年12月18日の放送は第11話「無色の週末」でした。最終話です。
イントロダクション
孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る
天才プログラマ・真賀田四季。
四季に一目会いたいと、研究所を訪れた
那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は
そこである事件に遭遇する。
彼らが目にしたのは、
誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、
ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。
不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。
公式WebサイトのINTRODUCTIONから一部抜粋しました。
11話(最終話)「無色の週末」
最終回は姫真加島(ひまか・じま)の真賀田研究所における、真賀田四季(まがた・しき)による殺人事件の後日譚でした。大学の図書館にいた国立那古野大学建築学科の准教授・犀川創平(さいかわ・そうへい)の元へ、島から逃亡し警察が追っている四季が訪ねてきました。
四季のその後
死についてことや、自殺をしない理由、犀川と四季は似ているけど最も違うところは「クロック」であること、犀川と国立那古野大学工学部建築学科1年生・西之園萌絵(にしのその・もえ)との関係、それらを話して別れています。
クロック (Clock)、クロック信号(クロックしんごう)、クロックパルスとは、クロック同期設計のデジタル論理回路が動作する時に、周期的に電圧が高い状態と低い状態をとる信号であり、メトロノームのように複数の回路のタイミングを合わせる(同期を取る)ために使用される。
犀川と四季が最も違うところはクロックだ、と四季が言っていました。私にはクロックの意味がさっぱりわからなかったのでネットで調べてみましたが、調べてもさっぱりわかりませんでした。
それと別れ際に、四季が自分を待っている人がいるから、と言っていて、誰が待っているのかを聞いた犀川に、あなたを警備している警察の方よ、と四季が答えていました。別れたあと、図書館の外で四季はスーツを着ている男3人に囲まれてどこかへ行ってしまいました。
ところが、その後萌絵が研究室を訪ねてきて彼女が言っていたことには、警察は四季が東京のコンピュータ回線でアクセスした形跡を見つけたためそちらへ出張っているから、今日から犀川への警備はなくなったということでした。つまり、四季が犀川へ言っていたことは嘘で、自首するつもりはなかったようです。逃走を続けるみたい。
おわりに
フジテレビ〝ノイタミナ〟にて最終章をご視聴いただきましたみなさまありがとうございました! こちらもぜひどうぞ! https://t.co/28BunqFT67 #すべてがFになる pic.twitter.com/Hf6Gavh7P5
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フジテレビで最終回ご視聴の皆様ありがとうございました!走り抜けた3ヶ月間。少しでも皆さんの中に何か残せていたら嬉しいです。 #すべてがFになる pic.twitter.com/U1dx4THC2Z
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終わりました。かなり早い段階から四季が犯人であることは明白だったので、トリックや動機などのプロセスの部分が知りたくて視聴を続けてきました。結局は四季は逃げてしまい、解決したようなしなかったような微妙な心持ちではありますが、ミステリーとしてよく出来ていたように思います。良作です。
惜しいなと思ったのは、四季と新藤の回想シーンでネタバレが過ぎてしまったように感じられますから、アニメとしての見せ方・演出の部分でもう一工夫欲しかったのと、キャラクターデザイン、特に萌絵のそれは違うデザインの方が良かった気がします。あくまで私の感覚ではありますが、あまり魅力的には感じられなかったです。翻って四季のデザインはとても良かったです。一見するとそこまで綺麗ではないようですけど、見るほどに魅惑的な女性に感じられ、その妖艶さは四季のキャラクターと合っているように思います。犀川はもう少しおじさんの方が良い気がします。
四季が、犀川との会話で興味深いことを言っていました。それは「死を恐れている人はいません。死に至る生を恐れているのよ。苦しまないで死ねるのなら、誰も死を恐れないでしょ」というセリフです。これは本当にそうだろうなぁと思います。私もよく死について考えますが、「死に至る生を恐れている」と言われて、「あぁ、それだ」と思いました。
四季が自首せず逃走を続けたことについては予想していたので驚きではありませんでした。捕まる気があるなら島からも逃げないでしょうし、そもそも面倒な事件を起こさないと思ったので。それよりも、雑誌記者で犀川につきまとっている儀同世津子は、犀川の妹さんだということに、何よりも驚きました。結婚をして儀同姓になったと。
そんな感じです。