ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『あさイチ』2015年12月16日放送分で、青森生まれの「野菜のクレヨン」が紹介されていました

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平日朝のNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、昨日2015年12月16日水曜日の放送は番組冒頭に「野菜のクレヨン」の特集が組まれていました。

 

www1.nhk.or.jp

 

今日のメインコーナーは「いつやめる?高齢者の運転」でした。その前にミニコーナーがありまして、そこで扱われた題材が「野菜のクレヨン」です。青森県生まれなのだとか。NHK青森の松岡孝行アナウンサーが担当をしていました。

 

「野菜のクレヨン」とは?

vegetabo.com

 

商品名は「おやさいクレヨン vegetabo(ベジタボー)」というみたいです。公式Webサイトがありました。商品画像を見る限りでは「あずき、くろまめ、きゃべつ、ねぎ、ごぼう、とうもろこし、にんじん、りんご、カシス、むらさきいも」の10色写っていますけど、あさイチでは全25色と紹介されていました。

 

「おやさいクレヨン」は「お米」と「お野菜」からできたクレヨンです。

主成分のワックスは、米ぬかを生成する際に排出される「ライスワックス」つまり「お米の油」を使用。

 

という説明テキストがありました。一部抜粋しています。米糠ができるときに出るお米の油「ライスワックス」を使って作られているクレヨンで、野菜の粉末もまぶしてあるため描き心地はざらざらしていて、着色も食品に使われているのと同じ顔料を使用しているのだそうです。

使用される野菜は、規格外で廃棄される予定のものや、出荷時にカットされた部分などが基本だそう。野菜を使っているため、野菜には存在しない青色がラインナップになく、緑や茶色、黄色といった色合いが多かったです。色のことはよくわからないですが、ライトグレイッシュトーン辺りの色合いでしょうか。

 

おやさいクレヨンの値段は?

「おやさいクレヨン」の価格は10本2,000円だそうです。一般的なクレヨンが400-600円ほどなので少々高めな値段なのですが、発売から1年半で3万6千セットも売り上げている人気の品になっているのだとか。

 

おやさいクレヨンの使った感想・評判は?

番組では、おやさいクレヨンのワークショップを取材していました。教室で実際におやさいクレヨンを使っている方に使ってみた感想を聞いたところ、「淡い優しい色」や「塗ってみると想像と違う色が出て面白い」、「(ピーマンは)食べるのは嫌いで、色は綺麗」などの感想が返ってきていました。

また、おやさいクレヨンは食品で作られていることから、小さな子供に使わせても安心できるという安全面から親御さんに受け入れられている側面もあるようです。確かに、特に小さい子供は何でも口に入れようとしますから、これは安心できますよね。といって、食べて良いというものではないことには考慮しておかなければなりません。

 

おやさいクレヨン誕生秘話

「おやさいクレヨン」の生みの親は青森県にいらっしゃいます。デザイナーの木村尚子さんがその人です。

木村さんの娘さんは小さな頃からお絵かきが好きで、娘さんのために、子供が口に入れても安全なクレヨンを作りたい、と考えていました。2年前、野菜を茹でているときに野菜の茹で汁を見て、「そうだ! これをクレヨンにしよう!!」と思いついたのだそうです。

そこで、青森の農産物加工場で出荷できない規格外の野菜を使ってクレヨンのための野菜の粉末を作って欲しいと直談判しました。その結果、オリジナルの野菜のクレヨンが誕生しました。

「アイデアを形にしてみるといおう第一歩が大事だと学びました」とは木村さんの言葉です。

 

おわりに

ちょっと高価に感じられますけど、大切な人へのプレゼントとして買うなら良いのではないかというのが、ゲスト出演していた坂下千里子さんや司会のイノッチ(V6 井ノ原快彦)さんの意見でした。それはとても良いアイデアですね。実際にプレゼントの品として買われる方は多いみたいです。

イノッチさんが使っていましたが、「使い心地良いですよ。ヌメッとした感じじゃないんですよ。クレヨンでよくこう……(油っこい?と聞かれ頷きながら)ベタッとした感じじゃなく、サラサラしてて……」ということでした。手にも着かないそう。

野菜のクレヨンの他にも、ハチミツの蝋(蜜蝋)で作られた、蜜ろう製 クレヨン「ハニーBEE(ハニー・ビー)」とワックスや、牛乳のタンパク質由来の牛乳製 絵の具、蒟蒻(こんにゃく)の粉からできた粘土といった商品もあるそうですよ。スタジオメンバー皆でコンニャクの粘土を触っていましたが、普通の粘土より水分が多めで、ぐにゃぐにゃしているように見えました。ゲストのつるの剛士さんは「何とも言えない新感覚」「ネチョネチョしてる」と仰っていました。

おやさいクレヨンは、色合いが素晴らしく良かったです。子供のために作られたということですけど、色合いはむしろ大人受けするのではないかと思います。私は幼稚園や小学校の低学年以来、クレヨンを使った記憶がありませんけれども、今回の特集を見て欲しくなりました。

注意点は、食品で作られているからといって、これらを食べて良いということではないです。口には入れないように気をつけたいところです。

 

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おやさいクレヨン シーズン4

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