ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

2015年11月30日に水木しげるさんが亡くなりました。私の水木しげる作品の思い出を語ります

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昨日2015年11月30日月曜日、漫画家の水木しげるさんが亡くなりました。93歳でした。

 

訃報|水木プロダクション公式サイトげげげ通信

 

www3.nhk.or.jp

 

死因は多臓器不全だそうですが、先月11日に自宅で転倒して、頭部打撲による硬膜下血腫となり手術を受けていたのだそう。ご老人の転倒のリスクというものは、NHKなどの健康番組を見ていると目にし耳にすることでしたが……。

 

ああ玉砕と遠野物語 

dysdis.blog.fc2.com

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水木しげるさんは、私の中でも馴染みの深い漫画家さんです。不定期更新をしている私の別ブログ(上記FC2ブログ)でも、水木さんの『ああ玉砕 水木しげるの戦記選集』を図書館で読んだことを書いていますし、『遠野物語』の文語体が苦手な方に『水木しげるの遠野物語』をお勧めしたこともありました。

水木さんは、太平洋戦争で南方の激戦地ラバウルから生還された元日本軍の兵士です。陸軍ですか。日本に帰還する際は、幸運艦として有名な駆逐艦「雪風」にも乗っていたという。ラバウルでは自分以外の隊員は皆死んだと語っていた記憶がありますから、水木さん自身も相当な幸運ですけど。

遠野物語に関しては、漫画として絵で表してしまうことで読み手の想像力を限定してしまうのではないか、という批判があるかもしれないですけど、個人的には柳田國男さんの『遠野物語』の雰囲気がよく出ているように感じられて良い作品だと思っています。『遠野物語』は青空文庫で読むことが可能ですので、初めはできれば文章で読んでいただきたいですけど、取っ付きにくさを感じられたら是非、水木さんの漫画版を読んでみてください。

 

ゲゲゲの鬼太郎

子供の頃は水木しげるというと『ゲゲゲの鬼太郎』でした。漫画もテレビアニメもよく読みましたし観ていました。

私は小学生の頃ボンボン派でした。講談社『コミックボンボン』を毎号欠かさず購読していて、鬼太郎も当時連載されていたので読んでいました。コロコロ派の人は藤子・F・不二雄さんの『ドラえもん』の方が馴染みがあったのでしょうか。私は藤子不二雄さんの漫画やアニメも大好きでしたけど、親からファミコンが禁止されていたことも、私がボンボン派になる大きな原因としてあったと思います。ファミコンはコロコロ、ガンダムはボンボンという住み分け。

テレビアニメの鬼太郎は、いわゆる第3シリーズをよく観ていました。第2シリーズも観たことはあると思いますけど、第3のイメージがより強いです。第1はたぶん観ていません。第4シリーズ以降はたまにしか観ておらず、フジテレビの深夜アニメ「ノイタミナ」枠で放送された『墓場鬼太郎』は観ました。深夜アニメと鬼太郎の相性が抜群でしたね、オドロオドロしさが大好きでした。

ただ、私は鬼太郎、特に第3シリーズの鬼太郎には少々不満がありました。当時の私には、主人公にもかかわらず鬼太郎が強くないと感じられたためです。当時は子供も子供でしたから、鬼太郎に完全無欠なヒーローを期待していたのでしょう。でも、テレビに映る鬼太郎は、霊毛のちゃんちゃんこやリモコン下駄の道具ばかりを使っていて、鬼太郎本人は大して強くないじゃん、と残念に思っていました。髪の毛針で敵を倒せたことなんてまずなかったですし。

今は、鬼太郎の凄さはその再生能力にあるのだろう、と思っています。なので、敵対する妖怪や人間などからすると、鬼太郎を倒すことはさほど難しくなくても殺すことは無理なのではないかという、そういう強さというか恐ろしさが鬼太郎にはあるように思います。敵からすると、殺しても死なないことほど恐ろしいものはないでしょう。

 

妖怪辞典

書いていて思い出したのですが、私が小学生の頃に教室に置いてあったか図書室にあったかは忘れましたが、学校で水木さんの妖怪辞典のような本を読んだ記憶がありました。

今調べたところ『水木しげるの妖怪事典』だったかもしれません。ただ私が読んだ本は世界の妖怪も載っていたので、『水木しげるの世界妖怪事典』だったかも、その両方を読んだのかもしれません。いや『水木しげる 妖怪大百科』だったか……?

とにかく私が読んだ本は、様々妖怪に関する画が描いてあるだけでなく、文章というか説明文も書いてありました。水木さんの妖怪画の綿密さを堪能できる作りになっていて、ワールドを楽しむことのできる本でした。教室や図書室など学校にいながらにして合法的(?)に漫画やイラストを読むことのできるお得感も楽しさを助長させていた気もします。私にとっては『ひみつシリーズ』や『はだしのゲン』にも似たものがありました。

 

ゲゲゲの女房

NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』も全て見ました。2010年3月末-9月末まで放送されていたそうで……ゲゲゲがもう5年前ですか……早いですね。今日2015年12月1日火曜日放送のNHK『あさイチ』でも水木しげるさんの追悼コーナーが設けられていました。

 

www.nhk.or.jp

 

松下奈緒さんが飯田布美枝を演じ、向井理さんが村井茂を演じていました。水木さんのイメージが強すぎたために、ちょっと向井さんがスマートすぎる気もしましたけど、あれはあれで良かったと思います。

 

初回視聴率14.8%[33]、第1週の週間最高視聴率15.8%[34] はいずれも過去最低であった。その後視聴率は右肩上がりに推移し、最終回に番組最高の23.6%を記録した。

ゲゲゲの女房 - Wikipedia

 

記憶に誤りがあるかもしれないですけど、この辺りから朝ドラの放送時間が15分早まったんですよね。08:15スタートから08:00スタートに。朝ドラ後に放送される『生活ほっとモーニング』から現行の『あさイチ』に変更された、番組編成が大きく変わったタイミングがこの頃だった記憶があります。間違えていたら申し訳ありません。

記憶がただしければ、この辺りから「朝ドラを観る→あさイチの朝ドラ受けトークを観る」流れが生まれた気がします。『あさイチ』のイノッチさん(V6井ノ原快彦さん)と有働由美子アナウンサーによる、朝ドラ受けのオープニングトークを楽しみたいがために朝ドラを観る、朝ドラを観たらイノッチさんや有働アナのぶっちゃけ朝ドラトークを聞いて一緒にドラマを楽しでいる感覚に浸りたい、ということで、相乗効果的に両方の番組が盛り上がっていたように感じていました。

 

おわりに

こうして私の人生を振り返ってみると、水木しげるさんから受けた影響は決して少なくないのだなぁ、と改めて感じられます。現在、私の手元には水木さんの作品が一つもありませんけれども、これを機会にまた戦記物と鬼太郎と妖怪大百科を読みたくなりました。

兵士として戦争を体験した、昭和を象徴する人物がまた一人亡くなってしまった感も強くあります。特に戦争に関しては、もっと色々と伺いたかったなぁと思います。ご冥福をお祈りします。

 

dysdis.hatenablog.com

水木しげる妖怪大百科

水木しげる妖怪大百科

 

 

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