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天弓ナイトは「大鉄君誘拐事件」の犯人なのか? なぜ死んだのか? 白なのか黒なのか? - アニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』8話「天弓ナイトはだれもしらない」の感想

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毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』が放送されています。

 

http://concreterevolutio.com/

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月22日の放送は第8話「天弓ナイトはだれもしらない」でした。

 

 

イントロダクション

「もうひとつの日本」を舞台にして繰りひろげられる、多彩な超人たちの饗宴――。
「神化」という架空の年代、高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台である。

これまで数々のフィクションで描かれてきた、数々の「超人たち」が、もしすべて同時に実在していたとしたら?
登場する「超人」たちは、誕生も特性も、実にさまざまだ。
宇宙から来た巨人、ファンタジー世界の生命体、古代から妖怪とされてきた存在、科学者に改造されたサイボーグ、太古に滅亡した巨大文明の遺産などなど……。
一部の超人は公然と活動して世間から人気を集め、一方で素性を隠しながら密かに戦う超人もいる。そして超人に対抗する敵勢力、組織もまた、それぞれ暗躍を続けている。

日本政府は、秩序確保のために多様な手を打った。
そして設立された組織のひとつが、厚生省の外郭団体「超過人口審議研究所」である。
その通称は「超人課」――「超人」を発見・確保し、保護し、安全に管理するのが任務だ。
超人課に所属するメンバーの一人、人吉爾朗(ひとよしじろう)が、本作の主人公である。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

 

第8話「天弓ナイトはだれもしらない」

8話は前回の「人間衛星アースちゃん」と同様、これまで物語に何度も登場していた正義の味方「天弓ナイト」のお話です。

 

天弓ナイト

天弓ナイトのモデルは『月光仮面』でしょう。コンレボのキャラにはモデルが複数いる可能性が高いので、彼(?)も月光仮面だけではなく、おそらく複数でしょう。例えば、頭部のデザイン的には『新造人間キャシャーン」もありそうです。

天弓ナイトは、戦後日本を勇気づけた「正義の味方」の超人で、主人公の人吉爾朗は天弓ナイトに救われた体験があり、天弓ナイトマニアで、警視庁機動隊・超人対策班の柴来人も子供の頃大好きだったようです

しかし、正義の味方のはずの天弓ナイトは「大鉄君誘拐事件」の犯人とされ、神化43年時点では死んでいるみたいです。死因ははっきりしておらず、謀殺説もあるとか。

 

吉展ちゃん誘拐殺人事件

吉展ちゃん誘拐殺人事件(よしのぶちゃんゆうかいさつじんじけん)とは、1963年3月31日に東京都台東区入谷(現在の松が谷)で起きた男児誘拐殺人事件。吉展ちゃん事件とも呼ぶ。

吉展ちゃん誘拐殺人事件 - Wikipedia

Aパート冒頭でヒロイン(?)の魔女っ子の星野輝子(ほしの・きっこ)が、刑事さんでしょうか、と話していた際に話題に上っていた「大鉄君事件」は、上記Wikipediaの吉展ちゃん誘拐殺人事件がモデルと思われます。1963年というと昭和38年ですか。大鉄くん事件が起こったのも神化38年だったような。

 

音無弓彦とギガンター7と少年探偵BL団

今回は、音無弓彦少年探偵BL団の物語でもあります。音無弓彦(CV村瀬歩)は巨大ロボ「ギガンダー7」を操る少年です。弓彦たちは、どこからかギガンダーを呼び出します。異次元設定。

ギガンダーは、弓彦に呼び出されるまでどこにいるのか、どうやって動いているのか、誰にも分からないみたいでしたが、天弓ナイト(?)が指摘していたことには、弓彦には「金属に働きかけ、アメーバのように動かす」超人能力があるのだそう。それがギガンダーのからくりです。

確かにロボットアニメの不思議ですね。弓彦のギガンダー7は、『無敵ロボ トライダーG7』を想起させますけど、年代は異なります。『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』の方が年代的には近いですか。『鉄人28号』もありそう。

ちなみに、爾朗の乗る奇X「エクウス」は、超天才ジャガーさんの発明ですって。この人も近々出てくるのでしょうか。

弓彦と一緒に戦っているのが少年探偵BL団です。BLはボーイズオブライトの略で、そっちではありません。BL団のメンバーはリン(CV前田玲奈)とサキ(CV菊池瞳)、モリィ(CV桑畑裕輔)、ヒデアキ(CV重松千春)です。

いずれも超人ですが、超人課の超人登録は拒否している模様。登録していないので、超人課が彼らを守る義務はないし、警察も見て見ぬふりをする存在だそう。

 

弓彦=大鉄

弓彦はその大鉄くんです。神化38年に正義の超人のはずの天弓ナイトに誘拐された「マキ大鉄(苗字の漢字不明)」のことを、輝子が柴刑事に聞いていました。

天弓ナイトは、警察に取り囲まれたときに自分の能力が暴走して自爆し、保護された大鉄少年のその後の記録がないことを輝子は指摘していました。柴は、メディアに追いかけられるから警察が隠し、新しい戸籍が与えられたと聞いている、と答えています。

輝子は『事件倶楽部』なる雑誌を取り出し「大鉄君なんて存在しなかった。嘘の誘拐事件をでっち上げて、天球ナイトを犯人に仕立てあげた」という噂話を柴にぶつけています。前述したように大鉄くんは弓彦ですけど。

 

悪の超人「ルシファーの瞳」

弓彦のもとへ、悪の超人「ルシファーの瞳」から超人「天弓ナイト」の“三日月銃”をコレクターから奪う、という予告状が持ち込まれます。ルシファーの瞳は何度も日本を滅ぼしかけた悪の超人だそう。正体はわからず、旧ドイツの科学者とも中国の魔術師とも言われているそう。

ルシファーの瞳は、『月光仮面』に登場する「サタンの爪」がモデルであろうと予想されます。私は完全に世代ではないので、月光仮面は見たことがないです。もちろんサタンの爪もわかりませんでしたが、Wikipediaを読んでいたらサタンの爪の単語が出てきたので、これでピンと来ました。サタン一族の末裔らしいですよ。

予告状には超人課は関わらないことに決め、代わり(?)にBL団が警護に当たることになっています。結局はルシファーの瞳に盗まれてしまっていましたが……。

次に、孫竹の家、つまり爾朗の家にも予告状が届きました。「天弓ナイトの仮面を頂戴する」と書かれています。天弓ナイトの仮面が自宅にあるだなんて、爾朗も知らなかったことです。孫竹がいうには「天弓ナイトの能力は研究対象だから」だそう。

 

ルシファーの瞳の正体は?

犯人は弓彦です。彼がルシファーの瞳に変装していました。天弓ナイト、これは爾朗が変装したものです、が現れて犯人が弓彦だと言い当てます。

弓彦が犯人だとする理由は、弓彦の「金属に働きかけアメーバのように動かす」能力です。彼なら仮面が保管されていた金庫から仮面を盗み出すことも容易でしょう。そして、ルシファーの瞳に仮面が盗まれた時に、弓彦がギガンダーを出さなかったことも理由の一つです。そのとき弓彦がルシファーの瞳に変装していたからギガンダーを出せなかった。力で金庫が開けられることもエクウスが動いたように見せることもできた(事件が発生したときに、エクウスが勝手に動いたんですね、そのことを言っています)。

実は、弓彦は本物のルシファーの瞳をしていた男から依頼を受けていて、依頼を引き受け自演をしていたのでした。が、弓彦の本当の目的は「天弓ナイトを呼び出すこと」です。

 

白と黒ではなく灰色

弓彦は、天弓ナイトを呼び出して問いたかったようです。白か黒か、正義か悪か。黒・悪なら倒すつもりです。というか彼は天弓ナイトが悪だとはっきりさせたがっています。それが真の目的で、ルシファーの瞳の依頼は表向きにすぎません。

話をした爾朗は、自分には何が白で黒かは分からないから、せめて「正義の味方」になりたいと思っている、と言います。天弓ナイトがギガントゴンから爾朗を助けたときに言ったセリフと同じです。

神化38年に東京に上陸した怪獣ギガントゴンは、秘密研究所(生田研と思われます)から盗み出された細胞から創りだされた人造怪獣で、それと戦ったのが天弓ナイトです。その場にいた爾朗はギガントゴンが破壊していた建物の瓦礫の下敷きになりそうなところを、天弓ナイトに助けられています。もっというと、細胞とは爾朗の細胞である可能性が少なからずあります。そのとき、天弓ナイトは、爾朗に正義の超人かと尋ねられ、「違う。私にできることはせいぜい正義の味方だ」と答えています。

爾朗は「あの人が正義だったか悪だったか、俺はそれを決めつける勇気もない。だが誰もが白か黒になれるわけないじゃないか。例え灰色でもその人が正義を信じるなら、俺は正義の味方でいたい」と言うのです。

前回の記事にも書いていますけど、コンレボ全体のテーマとしてこの辺りがあると思います。正義の反対は悪ではなく、別の正義だということです。立場や価値観が異なれば当然正義とは何か?も変わってくるでしょう。普遍的な正義・白はなかなかあるものではありません。『ロードス島戦記』のカーラでしたっけ、灰色の魔女、彼女もそんな感じですね。やっていることはより過激ですけど。

大事なのは、天弓ナイトも爾朗も「正義の味方」だと言っていることにあると思います。正義そのものではなく、正義の味方だと。

 

天弓ナイトは抹殺された?

神化38年3月南千住。大鉄君事件誘が起こっています。子供の弓彦とBL団が天弓ナイトに攫われています。天弓ナイトが大鉄君に話しかけた内容からすると、攫った子どもたちは超人の力を持っていて、研究所に通っているから保護をした、ということです。これが真相でしょう。

研究所とはおそらく、孫竹や政府の一部が大きく絡んでいる、旧帝国軍の生田科学研究所です。人造合体メガッシン、ギガントゴン、そして爾朗、その辺りも生田研との関わりがあるかと思います。

天弓ナイトは、その生田研から子どもたちを救っていました。正義の味方として。でも世間的には誘拐犯とされ、弓彦らの身代金を警察に請求し、そして死んでいます。やはり、天弓ナイトは政府に敵対した、あるいは政府がそのように判断したから消された可能性がありそうです。

 

おわりに

課長が、誰にも気づかれないように能力を使って、瓦礫の怪獣というかロボというかを作り、襲わせています。目的は天弓ナイトの仮面とルシファーの瞳の仮面でしょう。爾朗のエクウスと弓彦(大鉄)ギガンダー7で瓦礫の怪獣を倒す。

かつて何話でしょうか、課長と宇宙人同士の会議をした一人の人物が課長を手伝っています。事後、「地球防衛軍の件はこれ以上反対しないでください」と言っていました。天弓ナイトの件は地球防衛軍(怪獣の軍備化)と貸し借りできるくらいに重要な事柄のようです。課長にとっては。このことは笑美は把握していないみたいでしたから、超人課も一枚岩ではなさそう、とも受け取れます。

さらに、神化47年10月。爾朗は大鉄と再会していました。この時点で大鉄は超人課に属しています。しかも人間型衛星アースちゃんが爾朗側に付いていました。また、天弓ナイトやルシファーの瞳の仮面のような、でも異なる形状の仮面が多数、地面にゴロゴロと転がっています。これは……洗脳マシーンなのでしょうか。

47年10月時点の爾朗の仲間は、メガッシンとジュダスとアースちゃんです。なかなか強力。超人課には、風郎太と芳村兵馬と大鉄……がいるのでしょうか。笑美も輝子も課長もいないのか……? という感じです。

次回はサザエさん的なノリのサナエさんが登場するみたいです。『スペース☆ダンディ』にもカツオと中島みたいなキャラが出てきましたね。

 

dysdisanime.hateblo.jp

 

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