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「タービンズ」の名瀬・タービンが言っていた、クーデリアに関するセリフの意味とは何でしょう? - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』7話「いさなとり」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月15日の放送は第7話「いさなとり」でした。「いさなとり」は漢字にすると鯨取りでしょうか。鯨取りとは鯨を獲ること、鯨を獲ることを職業にしている人のこと、みたいです。

 

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

7話「いさなとり」

 

主人公の三日月・オーガスたち「鉄華団」(てっかだん)は、火星独立のため、火星を支配下に置いている地球の4つの経済圏のうちアーヴラウ(ARBRAU)と独自に交渉するべく地球を目指しているクーデリア・藍那・バーンスタインから、それまでの護衛を依頼されました。

武力組織ギャラルホルン火星支部長のコーラル・コンラッド等の追撃を振りきりましたが、地球への案内役を探しに木星へと向かうことになっています。木星航路最大のマフィアであるテイワズに頼る算段です。

また、6話の最後に鉄華団の前身「CGS」(クリュセ・ガード・セキュリティ)の社長のマルバ・アーケイが再登場していました。本拠地にギャラルホルンが襲撃した際に軍資金を持って逃げ出していましたが、生きていたようです。

今回、そのテイワズのうち「タービンズ」という、テイワズの運送部門を担当する下部組織から、鉄華団の船、強襲装甲艦イサリビにコンタクトがありました。というかマルバはタービンズとの接点があったみたいで、彼等にすがって鉄華団から再び主導権を握ろうとしているようです。

タービンズは最初、ギャラルホルンを相手にしてほとほと困っているマルバに手を貸すことにしていたようです。その後、鉄華団に接触してきたと。鉄華団としてもテイワズに後ろ盾になってもらおうとしていたのですから、向こうから接触してきたことそのものは好都合です……が、マルバがあちらにいますし、危ない橋であることも事実でしょう。

タービンズは、マルバに手を貸す代わりに、CGSの資産を全て手に入れるつもりでしたが、資産は全て鉄華団に移譲された後だったため、鉄華団に接触し回収することにしたようです。鉄華団の面々も、素直に回収に応じれば悪いようにはしないと。しかし、鉄華団は現在、ヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインから彼女を地球へ運ぶ仕事を依頼されています。それを遂行する必要があり、タービンズの要求は聞き入れられません。

タービンズとしても、並列の立場で鉄華団と交渉に就いている訳ではありません。鉄華団の参謀であるビスケット・グリフォンは相応の通行料を払うから、テイワズの使っている地球まで航路を使わせてくれないか、と頼んでいましたが、タービンズからすると、オルガ・イツカたち鉄華団は、戦闘のどさくさに組織を乗っ取った火事場泥棒です。まともな交渉になるはずもなく決裂です。

 

 

新キャラクターと新モビルスーツ

7話から新キャラも登場しています。上記Twitterにもあるようにタービンズの面々です。タービンズノ主な人物は、名瀬・タービン(CV鳥海浩輔)とアミダ・アルカ(CV田中敦子)、ラフタ・フランクランド(CV日笠陽子)、アジー・グルミン(CV國立幸)の4名です。名瀬の他は女性。

名瀬は、その名の通り「タービンズ」を率いています。公式WebサイトのCharacterページによると、武闘派で、テイワズの代表マクマード・バリストンから信頼も厚いそうです。7話ではマクマードと親子の杯を交わしていると言っていました。アミダは、何と名瀬の第一夫人です! 面倒見の良い女性だそう。ラフタは、キャハって感じの女性でした。アジーは、ポーカーフェイスな感じ。

 

 

エーコとビルトという女の子もいます。エーコ……召喚獣でも呼ぶのでしょうか。

モビルスーツも新しい機体が登場しました。百里(ひゃくり)と百錬(ひゃくれん)です。いずれもテイワズ所有のMS。似た名前なこともあって、どちらがどちらか、私はまだ見分けができていません。

百里は、機体番号がSTH-14s、「大型の推進装置により高い機動力を持つ。基本装備はライフル。推進装置の下部をナックルガード兼用のシールドとして使用することも出来る」そうです。百錬は、機体番号がSTH-05、「汎用性の高いテイワズの主力モビルスーツ。百里と同時に運用される事が多い。主武装のライフルとブレードに加え、サイドアーマーの一部をナックルガードとして使用する」だそうです。

アミダは百錬の専用機に乗っています。ピンク色のカラーリングが施されていました。色だけが特別仕様なのか、機体性能にも何か手が施してあるのかは、現状不明だと思います。私の見落としがなければ。

 

クーデリアがマルバの資産?

最初にタービンズと鉄華団が通信による話し合いをしているとき、名瀬が非常に気になることを言っていました。

ヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインはマルバの資産だとか何とか。

クーデリアもわかっていないようでしたが、これは嫌な予感がします。彼女は、ヒューマンデブリの昭弘・アルトランドと同じように、人身売買にかけられ、マルバの資産となった可能性がありそうです。

クーデリアは、アーヴラウ(ARBRAU)と交渉をして、クリュセのアーヴラウからの経済的自立を勝ち取るべく、地球へと向かっています。しかし、マルバの資産になっている情報が本当のことであるなら、現在の彼女が、アーヴラウとの交渉に就くことができる立場にあるのでしょうか。ていうか、オルガたちが彼女を地球へ連れて行く意味があるのかという。

 

 

おわりに

 

今回、戦闘がありました。三日月のガンダム・バルバトスとラフタの百里が戦い、昭弘のグレイズ改とアミダ&アジーの百錬が戦っています。

バルバトスは、300年ほど前のボロがきている機体ですから、現行のMS、しかも機動力に優れている百里に対して、相当に苦戦していました。機体性能の差は歴然。昭弘も、阿頼耶識システム非搭載のグレイズ改で、しかも百錬2機を相手にしていましたから、こちらも大苦戦でした。しかしバトルの面白さは、鉄血のオルフェンズが始まって以来最高の出来だったのではないでしょうか。見入っていました。

戦闘の最中、名瀬は三日月たちが非合法な阿頼耶識システムを使っていることを知り、態度を変化させています。名瀬の命令により、戦闘は良いところで終わってしまいました……が、あのまま戦っていたら、三日月も昭弘も生きてはいなかった可能性があります。バルバトスもグレイズ改も結構なダメージを負っていました。

 

 

全然気が付きませんでした……もう一度見返します。

 

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