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クーデリア先生のお付のフミタン・アドモスはスパイなのでしょうか? - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』6話「彼等について」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月8日の放送は第6話「彼等について」でした。

 

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

6話「彼等について」

「クリュセ・ガード・セキュリティ (CGS) 」から「鉄華団(てっかだん)」へと名称を変更した、主人公の三日月・オーガスたちは、火星独立のためにアーブラウ政府と独自に交渉するために地球を目指しているクーデリア・藍那・バーンスタインから、それまでの護衛を依頼されました。

武力組織ギャラルホルン火星支部長のコーラル・コンラッド等の追撃を振りきり、コーラルを倒すことにも、強襲装甲艦「イサリビ」との合流にも成功しています。一応ここまでのところは概ね順調のようです。

 

 

6話でわかったこと

6話でわかったことを書き出してみます。まずギャラルホルンは監査局から火星支部へと派遣されている特務三佐マクギリス・ファリドと同ガエリオ・ボードウィンは、追撃の手を緩め……とはいかず、一旦距離をおいて、地球航路を採ることでいずれは鉄華団と再会できるだろうと踏んでいます。

クランク・ゼントとコーラルという上司2名を立て続けに失ったアイン・ダルトンはマクギリスに追撃隊への加入を願い出ています。決定されませんでしたが、入れるはずです。アインは、『機動戦士Zガンダム』におけるジェリド・メサ的なポジションにある人物だと、個人的には思っています。

マクギリスとガエリオの会話で、ガンダム・バルバトスは「エイハブ・リアクター2基を搭載しているのがその特長」と言っています。エイハブ・リアクターとは、オルフェンズ世界の動力源ですね。ガンダム・フレームは「厄祭戦」末期に造られ72体存在していたとも言っていたでしょうか。

三日月たち鉄華団は、前回オルクス商会とは決裂していますから、別の地球への案内役を探す必要があります。しかしギャラルホルンとのいざこざが発生した今となっては、火星に残された人間も引っくるめた、強固な後ろ盾が欲しいところです。

そこでオルガ・イツカは「テイワズ」なる組織の名前を挙げています。テイワズとは、木星圏を拠点とする複合企業で、その実態はマフィアとの噂も。オルガはその実態がお目当てだそう。手を組むことができれば、テイワズは地球圏にまで影響力があり、ギャラルホルンも迂闊には手を出せないだろう、とはビスケット・グリフォン。鉄華団は、地球行きの前に、木星へ行きテイワズとの接触を図ることに決めたようです。地球と木星とでは逆方向ですよね。遠回りになります。

火星クリュセの姫様、クーデリアのお付の女性、フミタン・アドモスは鉄華団の通信役として参加することになりました……が、彼女からは不穏な空気が漂います。クーデリアたち独立運動の支援者で、ギャラルホルンのコーラルとも通じていたノブリス・ゴルドンと、フミタンが通じているような描写がありましたけど、あれは前後のシーンを繋げて捉えて良いのでしょうか。そのノブリスは、鉄華団を宣伝に使おうと画策しているようでした。鉄華団とノブリスの意向に沿う限り、フミタンはオルガたちの敵にはならないでしょう。

また、フミタンは、ギャラルホルンの「アリアドネ」なる機能をイサリビと繋げることに成功しています。アリアドネとは、レーダーでは機能しないエイハブ・ウェーブの影響下でも船に正しい航路を示す道標とのこと。それを構成するコクーンを中継ポイントとして利用することで、長距離の通信が可能になるそうです。通信は暗号化されるため、ギャラルホルンに傍受されることはまずないそう……です。

そして、クーデリアは、木星を支配下に置いている、地球の4つの経済圏のうちアーヴラウ(ARBRAU)と交渉をして、アーヴラウからの経済的自立を勝ち取るべく、地球へと向かっています。そのアーヴラウの代表がマカナイ・トウゴノスケという名前の、高齢の男性であることも今回明らかになっています。マカナイの名前は私が聞き間違えている可能性があります。

 

 

おわりに

6話は溜め回というやつでしたね。戦闘もありませんでしたし、改めてオルフェンズの世界や、鉄華団やギャラルホルン、クーデリアたちの立ち位置や目的を再確認する(視聴者に再確認させる)ことがメインになっていました。

クーデリアはイサリビ内での居場所を見い出せずにいました。クライアントなのですから、居場所など探す必要はないと思いますけど、彼女は三日月や子供たちに文字の読み書きを教えることで、子どもたちから「クーデリア先生」と呼ばれ居場所を見つけています。

オルガが急ぎすぎていることを、ビスケットが心配していました。オルガは、三日月の目が自分を突き動かしている、的ことを言っています。これは大きなフラグになっているように感じられます。つまり、いずれオルガは三日月と袂を分かつときがやって来るであろう、ということ。オルガが戦闘で死亡したはずだったけど、三日月たちの敵として再登場する、そんな展開がありそうな予感がします。

最後にCGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)の社長のマルバ・アーケイが再登場していました。本拠地にギャラルホルンが襲撃した際に軍資金を持って逃げ出していましたが、生きていたようです。マルバは悪い人ではなさそうな感じがします。

今回よくわからなかったのは、地球へは案内役が必要なのに、木星へは案内役もなく行けるの? ということです。オルガたちは木星へは行ったことがあるのでしょうか。

次回7話は、新たな敵キャラでしょうか、キャラ・スーン的な派手目の女性が映っていました。戦闘がありそうです。公式Webサイトによると、彼女はアミダという名のようです。「Mobile Suit」ページ内のピンク色のモビルスーツのところに「百錬(アミダ機)」とありました。

 

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