ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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映画監督ジョン・フォードさんのスカーフとハットの着こなし方がカッコイイです

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Tumblrを見ていてファッション的に格好良いと思えた画像を幾つか紹介します。

 

 

チョアジャケット着こなし参考

http://rivet-head.tumblr.com/post/73609913128

 

まずはこちら。チョアジャケットの着こなし参考です。以前もワーカーの画像を紹介して、そこでチョアジャケット、カバーオールやワークジャケットなどとも呼ばれるジャケットの着こなしを書いていたかと思います。

私を含めて日本人でチョアジャケットを着こなせている人ってあまり多くない印象があります。私が知らないだけかもしれません。着こなしの参考探しには、やはり昔の人がリアルにどう着ていたかを見るのが一番と思っていて、こちらの画像はその良いお手本になりそうだと感じました。

米国の鉄道作業員たちの着こなしは本当に格好良いものが多いです。これを街着としてそのまま持ってくるとワークすぎる感もなくはないですので、その辺りは上手いこと調整する他無いでしょう。そここそセンスが問われる部分でもあるでしょうし、ファッションを難しくしている部分でもありファッションの面白い部分でもあるのでしょう。

リンク先の画像はモノクロなので色は不明ですけど、このワーカーさんは、ドット総柄チンストラップのシャツにオーバーオールを着て、さらにチョアジャケットを着ています。ワークキャップを被って。このバランスはとても格好良いですね。このまま日本人の私達がしても同じように格好良くなるかは……という疑問はありますが、参考にはなりそうです。

前述のとおり、シャツはチンストラップ付き、こちらは台襟と同じ幅で伸びたストラップのことですが、チョアジャケットにもチンストが付いていますね。チンストは襟のバタつきを押さえるためにあるとか何とか。服の中に風や異物を入れないようにする目的もあるかもしれません。画像のおじさまはシャツのチンストを留めて、チョアジャケットは全ボタンを外して全開です。おそらく作業中はジャケットも全留めしていて、撮影時は休憩な何かでジャケットのボタンを外したのではないかと推測します。

シャツ以外の生地はデニムだと思いますが、インディゴの色の濃淡が気になりますね。オーバーオールとジャケットはほぼ同じ濃さでキャップはそれらより濃いでしょうか。シャツの色も想像では濃いネイビーでドットがホワイトです。シャツに柄を持ってきている辺り、画像に色が付いていてもカラーバランスが良かったのではないかと思われます。

基本的にデニムオンデニムの場合、トップよりボトムの色を濃くした方が着やすいとは思います。でも、実際に作業をされている方はそういうことを考えて服を選んでいないでしょうから、トップの方がボトムより濃い場合も少なからずあったでしょうし、ファッション的にもそれはちょっと試してみたいです。私は無難にしてしまいがちなので。

 

ジョン・フォードさん

http://directors-gone-wild.tumblr.com/post/131249903136/talent-only-john-ford

 

次はJohn Ford(ジョン・フォード)さんです。『荒野の決闘』や『捜索者』、『シャイアン』といった西部劇で有名な映画監督ですね。

 

ジョン・フォード(John Ford、1894年2月1日 - 1973年8月31日)は、1930年代 - 1960年代を代表するアメリカ合衆国の映画監督。

(中略)
136本もの作品を監督し、西部劇や自身のルーツであるアイリッシュを好んで描き、情感豊かな作風から詩情豊かな映像の詩人[要出典]と評された。

ジョン・フォード - Wikipedia

 

といっても私は西部劇をあまり観たことがありません。上に書いた3作くらいは観ておかないと、と思いながら見ていないです。

リンク先のJohn Fordさんの着こなしがヤバイくらい格好良いんですね。眼帯はまぁタモリさん的で、現代では一般的ではないアイテムですからあれですけれども、その他に関して言えば完璧に見える装いです。こんなお爺さんがいたら格好良すぎてしばらく凝視してしまうかもしれません。

着こなしは、トップのインナーはシャツだと思いますが、その上から薄手のニットを着て、首にスカーフを巻き、ボトムはベージュのスラックス……チノパン(チノパンツ)でしょうか? を履いているみたいです。スカーフの色合いがとても良いアクセントになっていますね。眼鏡とハットにも雰囲気があります。

薄手のニットってどうしても学生感が出てしまったり、カジュアルな着こなしの中でも少し上品な方向に寄りがちで、意外に難しいアイテムだったりします。でもJohn Fordさんのこの着こなしは、シャツにチノパンにニットというシンプルな着こなしでも、スカーフの挿し色を入れることで色の変化が生まれますし、ハットでラギッドな(男らしい)雰囲気も出せていて、カッチリし過ぎずラフすぎない絶妙なバランスのコーディネイトになっているように感じられます。

Wikipediaによれば、アメリカ西部にあるモニュメント・バレーがJohn Fordのお気に入りの撮影スポットだったみたいですから、この画像もモニュメント・バレーの可能性はありそうですね。

 

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