NHKの平日朝の生活情報番組『あさイチ』、今日2015年9月29日火曜日の放送は、スゴ技Qでした。
ほぼ毎週火曜日のあさイチは「スゴ技Q」です。一つ前の記事にも書きましたけど、スゴ技Q担当の、水泳の元オリンピック日本代表選手で現在はタレントの宮下純一さんが左腕を骨折しており、今日の放送は少々イレギュラーな様相でした。有働由美子アナウンサーもご乱心気味でしたし。この辺の詳細は前回の記事をご覧になってください。
今日は「秋に知っておきたい たたみ方の極意」です。薄手の夏物から厚手の冬物に入れ替える衣替えの時期が近づいています。洋服を薄くたたむ方法や洋服のパッキング術の他、寝具の入れ替えるときの便利か方法、秋は行楽シーズンでもありますからレジャーシートのたたみ方といった、様々なたたみ方のスゴ技が紹介されていました。
個人的に気になったのは、一番最初に紹介されていた「服を薄くたたむ技」です。宮下さんがオーダーメイドスーツ専門店に伺っています。営業担当40年の、服のたたみ方の達人が教えて下さいました。達人が教えてくれたスゴ技、それは洋服を「裏返してたたむ」技です。生地を痛めずに、型崩れもしにくい技。約2割薄くたためるそうです。何それ凄い。
達人はスーツで実践していましたが、スタジオではフルジップパーカで有働アナが披露していましたので、シャツやカーディガンなど洋服のトップなら基本的には何でもいけるみたいです。スーツをたたむ機会はあまりないですけど、海外へ行く場合にスーツケースに入れるときなどに今回の技が使えます。
- スーツの両肩に手を入れ、背中を中心にして手を合わせるように2つ折りにします。
- 片肩をもう片方の肩に被せるようにして裏返します。
- 1本の袖の中に手を入れ、袖口まで手を通します。手を入れた腕の袖口ともう1本の腕の袖口を一緒につかんで裏返します。すると2本の袖が1本になります。
- 1本になった袖を身頃の上にたたんで、裾を襟の方に二つ折りにして完成です。
ちょっと分かりにくいでしょうか。どうして裏返すかというと、基本的に洋服は裏側から縫っていて、表に返すことでボリューム感が出ているため、裏返すことで縫い代の厚みがなくなって、そのまま表からたたむより薄くなるとのことでした。裏返してたたむことで、表の生地同士がふれないので生地を痛めないですし、裏返して洗濯すれば服の内側に付いた皮脂汚れなどが落ちやすく、裏返して干すと色褪せを防止できるということで良いこと尽くめです。
私は、今日のあさイチの放送を見る前から、持っている洋服をタンスなどにしまうときはほぼ全て裏返していました。Tシャツやシャツ、ジーンズ、アウター、下着や靴下、帽子……。でも何故かスーツだけは裏返していませんでした……なるほど、スーツも裏返すといいんですね。
裏返しにしていた理由は、特にタンスに入れずにラック等に置いているだけの場合だと、洋服が部屋の電球や蛍光灯の光、外からの太陽光で日焼けをしてしまいますし、埃を被って生地を痛める原因になるためです。でもスーツはたいていケースというかカバーが付いていますので、旅行などに持っていかない限りそのままでいいかな、とも思います。
あとはパッキング法もレジャーシートのたたみ方もとても参考になり面白かったです。詳しくは冒頭に貼った番組Webサイトのリンクからご覧になってください。
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