最近ファッションの記事を書いていないなぁと思っていたところに良い写真と出会いました。
目次
格好良すぎる1971年のファッション
良い写真を見つけました。
http://futurepharaohs.tumblr.com/post/128439690609/fotojournalismus-young-japanese-at-local-pop
画像がそれです。
いつものように『Tumblr (https://www.tumblr.com/) 』のタイムラインに流れてきたものです。
実はこの画像はもう何年も前にTumblrで知っていたのですが、何年か見かけないうちに忘れてしまっていました。
そんなところに先日、どなたかが再びリブログしてくれたので、私のTLに流れてくれました。
こういったふとした出会いがあるところがTumblrの良い所の一つですね。
ちょうど良い機会とこの度ブログでもシェアすることに。
画像の注釈によると「YOUNG JAPANESE AT LOCAL POP CONCERT, TOKYO, 1971. PHOTO BY BRUNO BARBEY」とあります。
1971年の写真で「Bruno Barbey(ブルーノ・バーベイ)」さんという写真家の方が、ポップのコンサートに集まった日本人の若者を撮影したもののようです。
BARBEYのことを知らないので、注釈の情報が正しいかは分かりません。
BRUNO BARBEY
調べたところ、Barbeyは1941年にモロッコで生まれたフランス人写真家のようです。
フォトジャーナリストと言った方がいいでしょうか。
戦争の写真が多いみたいです。
BARBEYはスイスの「Vevey(ヴヴェイ)」にある「Ecole des Arts et Métiers」で写真とグラフィックアートを学んだ後、1960年代に「Magnum Photos」との関係が始まっていき、後に正会員になっています。
「Magnum Photos」は国際的な写真家集団で、創設者は「Robert Capa(ロバート・キャパ)」と「Henri Cartier-Bresson(アンリ・カルティエ=ブレッソン)」、「George Rodger(ジョージ・ロジャー)」、「David Seymour(デヴィッド・シーモア)」だそう。
私は趣味で写真を撮りますけど知識はさっぱりな人間で、写真家さんも全くと言っていいほど知りません。
ですが、Magnum Photosの創設者のうちCapaとBressonはさすがに名前は知っていました。
Capaさんは日曜美術館とかNHKの特集番組とかで写真を見た記憶があります。
Capaさんの有名な、スペイン内戦で銃で打たれた男性の写真は、Capaが撮ったものでなく同行していた「Gerda Taro(ゲルダ・タロー)」が撮ったものではないか、という検証番組だった気がします。
確か、Gerda TaroさんのTaroは岡本太郎さんから取ったんでしたっけ?
右手前の人を参考にしたい
脱線が過ぎましたが、冒頭にリンクを貼ったBarbeyさんが撮ったとされる写真の日本人の若者の画像がたまらなく好きなんですね。
特に中央やや右に映っている紫色のロングスリーブTシャツにオーバーオール、紫のキャスケット、メガネを含めて、全体としてとても良いバランスになっています。
タバコを吸う姿も様になっていますし、奇跡の一枚レベルでオシャレです。
ぜひとも全身を見てみたいものです。
オーバーオールの裾をどうしているのか、靴はどんな色の何を履いているのかがとても気になります。
ショルダーストラップをあれだけルーズにしているのですから、裾がダブダブになっている可能性は低くなさそうです。
裾が地面や靴と擦れてボロボロになっているのか、それともロールアップをしているのかとか、靴はレモン色のハイカットのキャンバススニーカーだったら可愛いかもなぁとか、想像を掻き立てられます。
いやスニーカーよりレザーシューズの方がいいかな。
その左に写っているデニムジャケットのお兄さんも格好良いですね。
特にチェック柄の帽子のチョイスがとても良くて、効いています。
被り方も良い。
おわりに
Tumblrはこういう画像との出会いがあるので楽しいです。