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コバヤシ少年がナミコシに求められたこととは? - アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』10話「変身願望」の感想

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毎週金曜日0:45(木曜24:55)より、フジテレビのノイタミナ枠にてアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』が放送されています。

 

 

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以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2015年9月11日の放送は第10話「変身願望」でした。

 

 

 

10話「変身願望」

前回はあれしたはずのナミコシが実は生きていたというところで終わっていました。アケチ探偵の前に現れたナミコシは、旧友への挨拶を終えると姿を消しています。場面が転じるとコバヤシ少年がナミコシに捕らえられていました。なぜナミコシがコバヤシ少年を捕らえたかというと……二十面相の話を聞かせ、そして最後にコバヤシ少年の生命を求めてきました。コバヤシ少年だけでなく、自らもあれすることで、自分たち以外の全ての人達が変質するみたいです。

今回分かったことというと、アケチ探偵が解いたと言っていた数式「暗黒星」は、ナミコシによるアップデートの前のものだということ。それと以前、アケチが暗黒星の欠陥があったとも語っていましたけど、その欠陥とは数式作成者の○だそうです。あのまま数式作成を進めればいずれどちらかがあれすると言っていました。

ナミコシの目的は暗黒星の完成を拒絶したアケチに対して、見てもらうこと、知ってもらうことだそうです。何を、というのは暗黒星を完成させることと、完成したあとに生み出される世界が素晴らしいものであること、でしょうか。2人で共に夢見て歩んできた中学校での日々が幻ではなかったことを証明したいと言っています。

正直言いますと、ナミコシが何を言っているのかさっぱり分かりません。ナミコシが組んでいる数式「暗黒星」は、要は『PSYCHO-PASS』に出てくる「シビュラシステム」のようなものでしょう。あるいは以前も書いたように、『攻殻機動隊』シリーズの笑い男事件での模倣者たちのような。攻殻のように電脳化が進んでいる世界での話ならいざ知らず、乱歩奇譚の世界のような生身の人間というか生の脳をもって、それを実現させることは果たして可能なのでしょうか。

数式、これは何らかのプログラムを指すと思いますが、そこから生み出される概念が、自動的に(PCでそれを見た人から発し)人伝に拡散することで、人型の現象「怪人二十面相」として断罪するために力を求める全ての人に与えられる、みたいなことが可能になる、その具体的な方法・手段が全く想像できないです。アニメで描写されているならまだしも、全く描写されていませんし。

いえ、ネットをしていると一つの事象に対して、皆の意見が一元的になっていくような、並列化されていくような感覚は感じたことがあります。ありますけど、それとこれとはレベルが異なりますから。

前回の記事ではコバヤシ少年がラスボスになるのでしょうか的なことを書きましたが、この流れだとそうはならないかもしれないです。いや、まだ何とも言えないですけど。それより前には、新宿警視庁捜査一課係長のナカムラが怪しい的なことも書いていますが、こちらも全然そういうことにはならなそうですし……私の予想はことごとく外れています。

ナミコシに求められたコバヤシ少年はどう答えるのでしょうね。普通に拒絶しそうな気が、今はしています。

 

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