ディスディスブログ

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ナッシェタニアのテノヒラクルーが突然に! アドレットの告白とフレミーのデレも来ました - アニメ『六花の勇者』10話「絶体絶命」の感想

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毎週水曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『六花の勇者』が放送されています。

 

 

rokka-anime.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年9月10日の放送は第10話「絶体絶命」でした。

 

 

イントロダクション 

昔、魔神が大陸に生まれ、凶魔と呼ばれる手下を多く生み出して、当時大陸を支配していた帝国に攻め入ってこれを滅ぼしました。

人々が絶望していたところに現れたのが「一輪の聖者」と呼ばれる女性で、彼女の率いる勢力が魔神の勢力を徐々に討ち倒し、最終的に魔神を大陸の西の地に封じ込めることに成功しました。

しかし、一輪の聖者でも魔神を完全に倒すまでには至らず、魔神はいつかまた復活すると聖者は予言をします。そして、魔神が復活したとき、自分の力を受け継ぐ勇者が6人現れ魔神を追い返すであろう、とも予言しました。

その6人の勇者に選ばれる者は、一輪の聖者が建造した運命神を祀る神殿で自らの力を示します。その中から選ばれた勇者の身体には、6枚の花弁を持つ花の紋章が浮かびます。そのため人々は彼らを「六花の勇者(ろっかのゆうしゃ)」と呼びます。

実際に、今から700年前と300年前の計2回、魔神が復活し、その度に六花の勇者も現れ、魔神を封印することに成功しています。そして、今から10年前から魔神の手下の凶魔が増えていること、予言の宝珠にヒビが入り、魔を告げる水晶が曇ったことによって、1年と経たずに魔神が復活するのではないか、と言われています。

 

というイントロダクションというか、1話の台詞をまとめたものです。

 

 

 

10話「絶体絶命」

前々回に“地上最強の男”で主人公のアドレットと数し屋ハンスが和解して、今回は“火薬の聖者”フレミーと和解しました。和解という言い方が正しいか分かりませんけれども。

そんな中相変わらず“山の聖者”モーラはトンチンカンなことを言っています。“沼の聖者”チャモはモーラに絶対服従しているみたいですし、今回のナッシェタニアの心変わりからしても、アドレットとしてはモーラさえ説得できれば自分が7人目ではないことは全員に認められそうです。ゴルドフはナッシェタニアに絶対服従ですし。

それにしてもナッシェタニアには驚きました。モーラが山彦の力を使って森全体に轟かせたセリフ「ハンスがやられた。一命は取り留めたが危険な状況じゃ。やったのはアドレットだ。やはり奴が7人目だったのだ」、たったこれだけの言葉でテノヒラクルーっとアドレットが自分を裏切ったと判断し、アドレットを倒すことに決めたようです。モーラの言葉の裏、証拠が全くない状況なのに……前回までの無償とも取れる信頼の言葉の数々は一体何だったのか……。

まぁ、ナッシェタニアが7人目だとすれば、仲間割れが進んでいるように受け取れる現状は狙い通りでしょう。ですから、ナッシェタニアが自我崩壊のようにあれしちゃっている描写は、もしかしたら「狙い通りすぎてウケル〜はあと」みたいなことなのかも知れません。

といいますか、モーラはこんな明らかな嘘をついてしまって大丈夫なのでしょうか。後にアドレットの無実が証明されたらどうするつもりなのでしょう? 今度は自分に疑いが向けられ身が危うくなることまで考えなかったのでしょうか。モーラにとってあのセリフはかなりの賭けですね。だからこそ、モーラとしては今の段階で確実にアドレットをあれしれおきたいところでしょう。と考えるとモーラが7人目である可能性も少なからずありそうですけどね……。やはりこの2人は2人共怪しすぎます。

冒頭に書いたように今回アドレットはフレミーと和解しました。というかアドレットがフレミーに「好き」だと告白していました。それとモーラの前でフレミーの無実を証明して見せてもいました。自分の無実を証明するよりフレミーの無実を証明することを優先させていました。告白よりも、自分の生命が危うい状況でもフレミーのことを優先してくれたアドレットに対して、フレミーは信頼することにしたということですか。

アドレットは、凶魔に反応する薬を使って祭壇を調べたけど、祭壇には何の反応もなかった。だからフレミーは祭壇に触れていないし、結界を作動させたのも彼女ではないという証明の仕方だったはずです。

その薬はアドレットの師匠が作ったものだそうで、それをモーラに説明したときに、モーラはその人物が誰かが分かったような感じでしたね。それがモーラの誤解を解くきっかけになるのでしょうか。いや、でもモーラは頭の切れるアドレットが怖い、だから今消しておかねば、みたいな思考の持って行き方をしていたからなぁ……。

ここまでアドレットやフレミーが無実っぽい感じに証明が進んでいる中でも、頑なに考えを変えず、反論も論理的なものができていないとなると、彼女への疑惑が加速します。彼女が7人目でないなら、単に始末におえないレベルで頭のあれな人、というだけの存在ですよ。それか、モーラには7人目などとは無関係なところに何か事情があるのか……是が非でもアドレットをあれしないと済まない何かが。

この作品は1クールの終わりまでずっと仲間割れを描いていくのですか? 魔神が待ちくたびれていますよ、これ。原作はどこまで進んでいるのか気になってきました。

 

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