ディスディスブログ

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ブレインがシャルティアに使った技が、ノブナガの“円”にしか見えなかった件について - アニメ『オーバーロード』10話「真祖」の感想

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毎週木曜日00:00(水曜深夜24:00)より、TOKYO MXにてアニメ『オーバーロード』が放送されています。

 

 

overlord-anime.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年9月10日の放送は第10話「真祖」でした。

 

 

イントロダクション

かつて一大ブームを起こしたオンラインゲーム『ユグドラシル』は、静かにサービス終了を迎えるーーはずだった。
--しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。

突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外に広がるのは、観たこともない異世界……。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる。
『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が幕を開ける!

 

こちらはWeb小説版『オーバーロード』のイントロダクションです。

 

overlord-book.jp

  

 

10話「真祖」

前回、秘密結社ズーラーノーンのカジットとクレマンティーヌの2人を倒した、主人公のモモンガ改めアインズ・ウール・ゴウン改めモモンでしたが、ナザリック地下大墳墓の階層統括者アルベドから第1〜3階層の守護者シャルティアが謀反を起こしたとの報が入りました。

今回は、そのシャルティアが謀反(?)を起こすまでの話です。アインズの命の下、セバスと、ナーベラル・ガンマと同じプレアデスの一員であるもう一人の……名前は何て言っていましたか、金髪縦ロールの女性とで、シャルティアが動いてます。彼女が受けた命とは、魔法や武技といった特殊能力を有する人物の捕獲だそう。それも表沙汰にはならないよう、盗賊に落ちてた傭兵たちを狙っているみたいです。

傭兵たちの一人にブレイン・アングラウス(と言っていたように聞こえました)という名前の戦士がいました。彼はリ・エスティーゼ王国戦士長ガゼフ・ストロノーフと因縁浅からぬ関係で、ガゼフと再戦するときのために鍛錬を繰り返している人物のようです。

ブレインは日本刀のような刀での居合い抜き・抜刀術の使い手でした。抜刀をする前に、自分の周辺に一定の領域の円状オーラを張り、そのオーラの内部に入った者を居合で斬る、という武技を使っていました。

その武技は、まるで『HUNTERXHUNTER』(ハンター・ハンター)に登場する幻影旅団の1人、ノブナガ・ハザマの“円”のような。ような、ていうかズバリそのものでした。ブレインはその武技の名前も言っていたのですが、私には聞き取れませんでした。抜刀術は「モガリブエ」と言っていましたが漢字は分かりません。「殯笛」でしょうか?

しかしながら、ブレインの武技は当然シャルティアに通じるはずもなく、彼は心が折れたように精神が崩壊し敗走しています。

このブレインとシャルティアの戦闘をもう少し丁寧に描いてくれても良かった気がしています。テンポが早いのは遅いよりずっと良いのですが、今回は少々早すぎてしまい、原作未読の私には一回の視聴では理解が大変でした。今も理解できていない部分が少なからずあろうかと思います。具体的にはブレインの武技の描写をもう少し丁寧にして、彼の強さを見せてから……でも良かったように感じました。

逃亡者を追いかけていたシャルティアの前に現れていたのが、ある騎士団、おそらくスレイン法国と思われる騎士や魔法使いのいる一団です。シャルティアは魔法により捕らえられ、精神支配を受けたようでした。

シャルティアは真祖、トゥルー・ヴァンパイアですから、おそらく神聖系の魔法やアイテムを使われたのでしょう。騎士団の中にいた魔法使いがドラゴンのような形状のオーラを発していましたが、あれで捕縛されたのでしょうか。

その後、アルベドから報告を受けたアインズがネームリストを開いたところ、シャルティアの名前のフォントカラーが赤になっていました。それがアルベドがシャルティアの謀反を起こしたと判断する決め手となったようです。アルベドはシャルティアと恋敵(?)ですから、彼女を今ある地位から引きずり下ろしたい気持ちもあるのでしょうか。

いや、アルベドは守護統括者の立場ですから、さすがにそれはないですかね。例え操られていたとしても、ナザリック(アインズ)に敵対の意思を示したものは、誰であろうと排除する、というあくまで守護統括者としての反応だったと考えた方が良いかと思います。

アインズは、名前が赤くなっているのは「ユグドラシルによると、第三者からの精神支配の結果、NPCが一時的な敵対行動を取った場合のもの」というゲームの仕様から判断し、シャルティアの謀反と断ずる前にその原因を探ることからスタートすることに決めたようです。

アインズは、この世界にはユグドラシルにはないタレントや武技といった特有の能力があるため、シャルティアがそれらの影響下に置かれている線も考慮しています。原因を知らないと他のNPCにも同じことが起こる可能性もありますから。

そういえば、数話前に冒険者宿にいた女性の冒険者が、今回シャルティアに捕まっていました。アインズから赤いポーションをもらっていた人です。その赤ポーションがシャルティアに目に止まり、そのおかげでシャルティアに血を吸われずに済んでいます。

 

 

シャルティアの真の姿があれでした……ヤツメウナギ。

 

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