ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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災害時にオススメの食べ物や調理グッズは何か? 災害食レシピもたっぷりでNHK『あさイチ』「スゴ技Q」がタメになりました

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NHKの平日朝の生活情報番組『あさイチ』の、毎週火曜日放送は「スゴ技Q」の日です。

2015年9月1日放送のスゴ技Qは「今度こそ実現! 安心・おいしい災害食の備え」でした。

 

NHK『あさイチ』

NHK『あさイチ』は平日の毎朝08:15から放送されている生活情報番組です。

 

www1.nhk.or.jp

 

そして、ほぼ毎週火曜日は「スゴ技Q」の日です。

生活に役立つ情報をクイズ形式でお伝えします。

 

2015年9月1日のスゴ技Qは、「今度こそ実現! 安心・おいしい災害食の備え」でした。

9月1日は防災の日です。

防災の日はもちろん1923年(大正12年)の9月1日に発生した関東大震災にちなんだものですね。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災から4年半が経とうとしています。

震災以来、災害時の食糧備蓄に関心が集まっていましたが、私自身ここへ来て若干意識が薄れてしまっているのを感じています。

番組では、防災のために何を準備すればいいのか、置き場所、賞味期限、災害食レシピなどが紹介されていました。

 

防災にオススメの食材

番組では、宮城大学の石川伸一准教授がVTRに出演していました。

石川さんは、東日本大震災を経験した際にある「乾麺」が非常に役に立った、と仰っていました。

 

スゴ技Qはクイズになっているため、ここで問題になっていました。

問題は、石川さんが災害に特に役立った乾麺は「パスタ」「うどん」「そうめん」のうちどれでしょう? というものです。

 

答えは「パスタ」でした。

 

パスタには塩分が含まれていません。

そのために茹で汁をそのままスープとして飲むことができたのだそう。

 

災害時は「水」は特に貴重です。

茹で汁も捨てずに飲めることがより望ましいですから、塩分のないパスタの茹で汁が役に立ったということでした。

 

「うどん」や「そうめん」には塩分が含まれていて、茹で汁が塩っぱいのだそう。

VTRで実験をしていて、特にそうめんは塩っぱいようです。

 

石川さんは職場のデスクの引き出しにも食料を備蓄していました。

備蓄のコツは、自分にとって食べやすい物や美味しい物は何かを確認しながら常に入れ替える、ことだそうです。

普段から備蓄を消費しては補充をして……を繰り返しているそう。

 

栄養バランスを考慮する

被災をして避難生活を送っていると、どうしても塩分の摂取量が多くなってしまうそうです。

理由は食事に弁当や缶詰などを食べる機会が増えるから。

 

食塩が多くなりがちな「被災生活における体調管理に役立つオススメの食べ物」がありました。

ここで再び問題が出されていて、今回は三択問題でした。

「茎わかめ」と「羊羹(ようかん)」と「プルーン」の3つ。

 

正解は「プルーン」です。

 

理由はプルーンには「カリウム」が含まれているから。

カリウムには体内の余分な塩分を対外に排出するのを助ける働きがあります。

さらに、プルーンは食物繊維も豊富で、野菜不足から来る便秘の解消にも良いとのことです。

 

他、カルシウム不足には小魚のおつまみ、ビタミンやミネラル不足にナッツも良い、と石川先生は仰っていました。

食品で取れればそれに越したことはありませんけど、難しい場合にはサプリメント(ビタミン剤)に頼ることも考慮しておくと良いとのことです。

 

その他

他にもたくさん役立つ情報がありました。

被災生活にオススメの調理グッズや、備えておく水の量、備蓄しておくと便利な缶詰の種類などです。

 

カセットコンロだけで作れる災害食レシピも何品か紹介されていました。

トマトジュースごはん、切り干し大根と鶏ささみ缶のマヨネーズ和え、ポテトチップススープ、高野豆腐のフレンチトースト、高野豆腐のそぼろ、高野豆腐のミートソース風と大変多かったです。

カセットコンロではありませんでしたが、石川先生はパスタとインスタントのクラムチャウダースープを使ってスープパスタの作り方を紹介していました。

食べていた主婦の方はお店で食べているみたいと絶賛していました。

レシピなど詳しい情報は冒頭にリンクを貼った番組Webサイトをご覧になってください。

 

おわりに

私が住んでいる場所は、東日本大震災時に結構揺れました。

直後に停電と断水もあり、夜遅くなるまで復旧しなかったのではなかったでしょうか。

記憶が曖昧ですけど。

 

寒い時期だったので、水はまだ何とかなりましたけど、電気がないと何もできないんだな、と痛感させられました。

その日だけでなく、その後しばらくは計画停電もありました。

近所のスーパーやコンビニでは、そもそも商品が不足していたことに加えて、不安にかられた人による買い占めがありましたし、私を含めた皆の意識がかなり自分中心に動いていた気がします。

切羽詰まるとそうなるのだなぁと。

 

当時、私は心療内科のクリニックに通ってもいて、そこでも計画停電の影響から診療時間が偏ったものになっており、いつも以上に患者で混雑していたことを覚えています。

クリニックのトイレには節水の張り紙が貼られ、クリニック内の蛍光灯も半分くらいしか使用されておらず薄暗かったことを思い出します。

室内が暗いと気分も暗くなりますね。

心療内科にいる方々のほとんどは、元から気分が暗いですけれども。

 

今回の放送で、改めて備蓄を見直さなければなぁと感じています。

これまでも、水のペットボトルや缶詰、インスタントラーメン、乾麺、缶のリッツなどを備蓄していました。

しかし、キッチンバサミや皮むき器、ポリ袋など、調理にも使えるアイテムを揃えておく発想があまりなかったので、この辺りを中心に防災グッズの再構築をしておこうかなと考えさせられました。

為になる回でした。

  

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