今朝、Yahoo!ニュースのヘッドラインにEテレ『昔話法廷』という番組に関する記事がありました。
あの昔話の主人公が訴えられた!? なじみ深い昔話をモチーフにした、これまでになかった法廷ドラマシリーズ。
取り上げるのは「三匹のこぶた」、「カチカチ山」、「白雪姫」。
Eテレ『昔話法廷』は、2015年8月10日月曜日、11日火曜日、12日水曜日の10:00-10:15に放送されていた番組のようです。
私は全く見ていませんで、前述の記事を読んで初めて番組の存在を知りました。放送されていた時間はおそらくブログの記事を書いていたか高校野球を見ていたかだと思います。
上記引用部分のように、昔話の主人公が訴えられ、法廷での裁判がかけられてしまいます。ドラマ形式です。取り上げられた昔話は「三匹のこぶた」と「カチカチ山」と「白雪姫」です。
現在NHKのサイトで無料配信をしていますので、気になる方はご覧になってください。
私は記事を読んでから「白雪姫」だけ拝見しました。白雪姫は、老婆に扮した王妃に毒りんごを食べさせられて息絶えてしまいますが、本当に白雪姫に毒りんごを食べさせたのは王妃だったのか？ というところが争点になっていました。裁判では、被告人となっている王妃は白雪姫に会いに行っていない、と犯行を全面否定しています。
毒りんごを食べてしまい、意識が遠のく中で白雪姫が聞いた女の声は、本当に王妃のものだったのか？ 倒れていた白雪姫を偶然に王子が発見しますが、広い森の中で2人が出会うなんて偶然が過ぎないか？ など、物語の中で違和感のある所が、弁護人や検察から色々と投げかけられていて、見ていてなるほどなぁと思いました。そういう視点で童話を読んだことなかったです。まぁ、幼いころにしか読んだことがないので、当たり前と言えば当たり前です。
最終的に裁判官の判決が出……ないで終わります。出ないと言いますか、番組側から一つの答えを提示することはなく、判決を視聴者の判断に委ねています。『考えるカラス』の実験みたいな感じですね。
白雪姫のWikipedia（白雪姫 - Wikipedia）の、ストーリーの項目を読むと、三回ですか、王妃によって数されているんですね……そんな多かったですか。私が子供の頃に読んだ本では毒りんごだけだった記憶があります。内容を忘れてしまっているのかもしれないですけれども。しかも最後、「王妃は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、○ぬまで踊らされる」と書かれています。ひぃいいい……怖い。
この『昔話法廷』は、前述のとおり白雪姫の他にも「三匹のこぶた」と「カチカチ山」も扱っています。動画ではその全てを見られるみたいですから、私もこの記事を書いてから拝見します。
ちなみに『昔話法廷』の再放送は近々あるみたいですよ。8月21日金曜日23:25-23:55、8月28日金曜日23:30-23:45だそうです。
