毎週日曜日17:00よりTBSにてアニメ『アルスラーン戦記』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
このあと午後5時から『アルスラーン戦記』「第十九章 冬の終り」が放送!パルス国に帰還するアルスラーン一行!いよいよ、敵国・ルシタニアとの戦いのときが迫る!お見逃しなく‼︎ http://t.co/5TzD9BElsG #arslan pic.twitter.com/XgHb9hfdWA
— アニメ『アルスラーン戦記』公式 (@arslan_anime) 2015, 8月 16
2015年8月16日の放送は第十九章「冬の終り」でした。
第十九章「冬の終り」
アルスラーンたちがペシャワールへと戻っています。彼らがシンドゥラで戦っている間に、ルシタニアに奪われたパルス王国の王都エクバターナで新たな動きがあったようです。
“銀仮面卿”ことヒルメスが、ルシタニア国イノケンティス王の弟であり宰相であり国軍最高司令官であるギスカールの命により、ルシタニア王国国教会の大司教で聖堂騎士団を率いているボダンを討伐することになりました。
ヒルメスがギスカールにパルス人の兵士を集めさせて欲しいと許可をもらい、集まったパルス兵の人数は3万人とのこと。ヒルメスの人望なのでしょうか。それともヒルメスに忠誠を誓ったサームの人望なのでしょうか。
ボダンはイノケンティス王に愛想を尽かして騎士団を連れてエクバターナを出ています。その際にギスカールとのいざこざがありましたから、今回の件はルシタニア内での実質的なトップ争い的な意味合いが強くあるのでしょう。2人にとってイノケンティスは端から相手ではないですね。
ボダンたちはザーブル城という城に立て籠もっていました。ザーブルは高い岩山の上に建てられている、なかなかに攻略が難しそうな城です。ヒルメス軍がザーブルに迫ろうというところで、ヒルメスたちは地元の人間からある旅人の噂を聞きます。それによると、酒と女が大好きな片目の大男が1人で15人ほどを倒したそうです。その男は「かつては相当偉い人物で何万人もの部下を従えていた」と言っていたとか。自分で言うかっていう。サームには思う当たる節があるようで、本人を探し出しました。その男の名前はクバードといい、パルス国の万騎長です。
クバードは、サームに同行してヒルメス軍のザーブル攻略を手伝いましたが、一度は手を貸したものの軍からは離れることにしたようです。ヒルメスには忠誠を誓うことはなさそう。アルスラーンにダリューンとナルサスが付いていることをサームから聞いたクバードは意外そうな表情をしていました。ナルサスが付いたことを、です。
クバードはヒルメスとアルスラーンの王位継承争いに巻き込まれたくないみたいですから、どちらにも付かないのでしょうね。でもアルスラーン側に付きそうな反応にも見えました。
今回はヒルメス王子が大活躍、さすが王族の血を引く者、どんなにヒネくれてしまっても、品格があります!その辺の魅力をたっぷり詰め込んだ第十九章、是非見てください!(KURO)#arslan
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ヒルメスは人望があるのでしょうか。ザンデの忠誠心が相当に高そうですし、最初こそいまいち気乗りしていない様子だったサームも、次第に魅力に取り付かれているみたいでしたし。てかザンデって生きていたんですね。
いや、サームは、地下牢にいたアンドラゴラス三世に話を聞きに行っていて、王位がオスロエス五世から弟のアンドラゴラスに変わった事の真相に関し、やはりヒルメスが自分に言った事こそ真実だと感じたのでしょう。
ハッキリと言っていないですけど、アンドラゴラスがオスロエスをあれしてヒルメスをあれしようとしたのは事実である、と受け取れるアンドラゴラスの発言でしたね。「預言に従ったまで」「パルス王家は知と嘘で塗り固められている」そうですから、ヒルメスの言葉を肯定している、と私は受け取りました。
最後に、ペシャワールでアルスラーンが大きな布告を二つしています。一つは「ルシタニアを追い出すために、全てのパルス人はペシャワールに結集すること」「エクバターナを奪還した後には奴隷を解放すること」だったでしょうか。
ナレーションによると、アルスラーンは後に“解放王”と呼ばれることになるみたいです。めっちゃネタバレじゃないですか……って、まぁアルスラーンがエクバターナを奪還し、パルス王に即位することは予想できますけれども。