ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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ピタゴラ・フィニッシュとは何か? など、Eテレ『ピタゴラスイッチ』の特番「ピタゴラ装置 大解説スペシャル! 前半戦」が面白かったです

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Eテレ『ピタゴラスイッチ』の特番「ピタゴラ装置 大解説スペシャル! 前半戦」が2015年8月4日火曜日23:25-23:54に放送されました。

 

 

www.nhk.or.jp

 

『ピタゴラスイッチ』は、4~6歳児を対象にした「考え方」を育てる番組です。毎週土曜日の07:45-08:00に放送されていて、平日07:30-07:35には短縮版の『ピタゴラスイッチ ミニ』まで放送されている人気番組です。この番組の一番の人気コーナーと言ってもいい「ピタゴラ装置」の解説をしてくれたのが今回の特番です。百科一之進(百科おじさん)とラーメンズの片桐仁さんがメインの出演者として登場していました。ピタゴラスイッチの特番ではお馴染みですね。片桐仁さんは『シャキーン!』のジュモクさんの声も担当しています。

 

普通にすれば簡単にできることを、手の込んだからくりを多数用い、それらが次々と連鎖していくことで実行する。樋状の棒の上に玉を転がしたり、ドミノを倒したり、台の上に何かを置いたりするなどの簡単な作業を行うことで仕掛けが作動し、それによって次の仕掛けが作動していく。このようにしていくつもの仕掛けを連鎖的に作動させ、最終的に何らかの作業を実行する

ルーブ・ゴールドバーグ・マシン - Wikipedia

 

ピタゴラ装置は「Rube Goldberg machine(ルーブ・ゴールドマン・マシン)」といい、この表現方法の考案者であるRube Goldberg(ルーブ・ゴールドバーグ)さんは、アメリカ合衆国の漫画家だそうです。上記引用のように、簡単にできることをカラクリを設けてあえて複雑にする、というデバイスです。

ピタゴラ装置は何度見たものでも、テレビで放送されているとついつい見てしまいます。カラクリに使っている本や文房具、調理器具、家庭用品などに味わいのあるものが多くオシャレだなぁと感心します。個人的には一度使われたカラクリが後にもう一度違った形で活かされるタイプの装置が好きです。

百科おじさんは「実はあの機構は、私達の身の回りで実際に使われている仕組みを応用したものだそうです」と言っています。そうなんですよね、道具の一つ一つはありふれた運動をしていて、決して珍しいものではないのですが、異なる道具と組み合わせ、他の機構と連続させることで面白い動きを生み出しているんです。

この“私達の身の回りで実際に使われている仕組みを応用したもの”の例として紹介されていた機構の一つが、ゴム栓を2つつなげたものがメジャー(巻き尺)を2本並べた上を上手い具合に転がっていたものです。これは電車・列車の車輪に実際に使われている仕組みだと解説がありました。

電車・列車の車輪は線路の外側に向かって先がすぼまっています。この車輪の形状がカーブを曲がれるようになるために必要なのだそうです。なぜ曲がれるのかは……おそらく再放送があるはずですので、そちらをご覧になってください。

他にもいくつかの装置の解説がありました。どれも興味深いものでしたよ。意味の変容を使ったカラクリの話や、「ピタゴラ装置アカデミア夏 中級編」といった装置の作り方講座、「装置評論家トンカッチの批評の時間」という装置の批評?コーナーもありました。「ピタゴラ・フィニッシュとは?」みたいな話も。来週は後半戦が放送されるはずです。こちらも楽しみ。

 

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ピタゴラ装置DVDブック1

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