ディスディスブログ

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ダリューンが対峙したバハードゥルがまじバーサーカー。そしてマヘーンドラが… - アニメ『アルスラーン戦記』十七章「神前決闘」の感想

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毎週日曜日17:00よりTBSにてアニメ『アルスラーン戦記』が放送されています。

 

www.arslan.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月2日の放送は第十七章「神前決闘」でした。

 

 

 

第十七章「神前決闘」

目を覚ましたシンドゥラ国国王カリカーラ二世へ、第一王子のガーデーヴィが第二王子のラジェンドラとの戦闘状態にあることを告げました。カリカーラは「神前決闘」なる方法で後継者を選ぶことを決めます。神前決闘とは、決闘の勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判のこと。

その神前決闘は、ガーデーヴィとラジェンドラが直接決闘をするのではなく、それぞれが代理人・代役を立てて戦わせることになりました。ラジェンドラは事もあろうか、敵国であるパルス国の万騎長ダリューンに代理人を頼んでいます。アルスラーンはそれを了承しています。

ガーデーヴィは、バハードゥルという名の男を指名してきました。バハードゥルは2m、いや3mを超えているのではないかと思える巨漢で、バーサーカー(狂戦士)のような戦士でした。ガーデーヴィはやつにくすりでもつかっているのでしょうか?

神前決闘が始まりました。ダリューンの武器は長剣と盾、バハードゥルは巨大な戦斧です。戦いは戦斧を振り回すバハードゥルのパワーに、ダリューンがスピードで対抗しようとしていました。しかし、早々に盾を吹き飛ばされ、長剣も折られ、兜も飛ばされ、ダリューンが劣勢に立たされてしまいます。ダリューンも、バハードゥルの胸に切り傷を負わせ、折れた長剣を脇腹に突き刺すなど攻撃をするにはしているのですが……。

ラジェンドラ言うことには「あの男(バハードゥル)はサメと同じだ。痛みを感じるということがない」そうです。それを聞いたアルスラーンは、ラジェンドラの胸ぐらを掴んで「それを知っていてあなたはダリューンを神前決闘の代理人に選んだのか!」「もしダリューンがあの怪物に殺されでもしたら、パルスの神々に誓ってあの怪物とあなたの首を並べてこの城門にかけてやる!!」と激昂していました。実際には、ガーデーヴィはラジェンドラよりも後に代理人を選んでいるので、ラジェンドラはガーデーヴィが誰を代理人にするかは知り得ませんでした。

あんなに怒りの感情を露わにするアルスラーンは珍しい、というか初めて見ました。それくらい、アルスラーンにとってダリューンは大切な人物なのでしょうし、バハードゥルを脅威に感じもしていたのでしょう。

カリカーラ王はアルスラーンをなだめ、ガーデーヴィに対しては「もしそなたがパルスの王太子の、せめて半分でも部下を大事に思う人間であったら、わしはそなたをとっくに王太子に育てていたであろう」と釘を差しています。

神前決闘の結果はダリューンが勝利します。ダリューンは追い詰められたと思わせ、決闘場の周りを囲む炎の側に立ち、身につけているマントに火を付けてそれをバハードゥルの顔面へ投げつけました。バハードゥルはマントを取るために戦斧を手放します。マントを取り、再び素手で殴りかかってきたバハードゥルに対して、ダリューンは短剣を取り出し喉に突き刺しました。バハードゥルは(おそらく)絶命。

 

 

その他、雑感

ガーデーヴィは、よもや親善試合でバハードゥルが負けるとは思っておらず、自らの敗北を受け入れられませんでした。アルスラーン一行を数そうと親衛隊を呼び寄せ、それに対抗すべくラジェンドラも親衛隊?を呼び狭い場所での混戦が起こります。

アルスラーンたちはその場から逃げようとしましたが、数に勝るガーデーヴィの兵たちに囲まれました。アルスラーンの危機を救ったのが黒豹ジャスワントです。

ジャスワントは、ガーデーヴィの宰相マヘーンドラを慕っているため、ガーデーヴィ側の人間です。そんなジャスワントがアルスラーンを救ったのは「シンドゥラの親善試合の場で他国の王族に非礼があっては国の恥となる」という理由からでした。しかし、ジャスワントはこれまで2度、アルスラーンに命を救われていますから、それを返す意味もあったのでしょう。

一方、ガーデーヴィ派の兵士とラジェンドラ派の兵士とが入り交じる場で、ガーデーヴィを止めようとしていた宰相マヘーンドラを、事もあろうかガーデーヴィは斬り捨ててしまいました。それを見た兵士たちは明らかに動揺し争いを止めます。ガーデーヴィ派ラジェンドラ派に関わらず、シンドゥラの兵士たちはマヘーンドラを慕っていたのでしょう、戦意を喪失している様子でした。神前決闘に勝利したラジェンドラは、神意と勅命、いずれにも背いた罪により、ガーデーヴィを捕らえています。

バハードゥルを倒したダリューンは、シンドゥラの兵たちに「ショラ・セーナニー(猛虎将軍)」と呼ばれていました。

 

神前決闘の結果は、ダリューンが死ぬわけがないので予想がつきました。マヘーンドラが死んでしまうであろうことも、ある程度は予想できていました。というのも、ジャスワントの最近数話の扱いから、彼はいずれアルスラーン側に付くのでは、と思えたので。しかし、ジャスワントのマヘーンドラへの忠誠心の高さを思うと、彼がアルスラーン側に付くためにはマヘーンドラが死ぬ以外に道はないだろうということで、マヘーンドラが近々死んでしまうことを予想していました。それがいつになるかは、さすがに明確には分からなかったですが。

 

 

次回はラジェンドラのシンドゥラ軍との戦いになりそうですね。ラジェンドラは悪い人間ではないのでしょうけれども、自分本位なところが強くある人物みたいですから、彼がシンドゥラ王となった途端に、同盟を結んでいたパルスは用済みと、牙を向いた可能性はありそうです。

 

 

不勉強のため古河美希という方を知りませんでした。漫画家さんですか。「ヤンキー君とメガネちゃん」「山田くんと7人の魔女」の作者さんだそう。いずれも『週刊少年マガジン』の連載作品ですか。ヤンキー君とメガネちゃんはドラマになっていましたよね。成宮寛貴さんと仲里依紗さんが演じていたと思います。

 

dysdisanime.hateblo.jp