ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

精神鑑定の結果、心神喪失により刑事責任能力は認められないものとして不起訴処分とすることについて考える回 - 『乱歩奇譚 Game of Laplace』5話「芋虫」の感想

スポンサーリンク

毎週金曜日0:45(木曜24:55)より、フジテレビのノイタミナ枠にてアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』が放送されています。

 

 

www.rampokitan.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月31日の放送は第5話「芋虫」でした。

 

 

 

5話「芋虫」

5は前回の続きで、カガミが怪人二十面相になった経緯が描かれていました。今回も胸糞案件なので詳細には書きませんし書けません。

カガミが怪人二十面相になったきっかけとして、妹の時子が大きく影響していました。カガミと時子はご両親を亡くして二人暮らし。時子は大学に通い服飾デザイン(だったでしょうか)の勉強をしていた女の子です。

時子がとある賞で銀賞をもらったとの報告を受け、カガミはお祝いのケーキを買って帰宅しようとしたところ、部下のナカムラから電話がかかってきます。以前カガミが捕まえたスナガなる男に、捕らえられた報復として家族の時子が狙われているという内容でした。

カガミは急いで家に戻りましたがとき既に遅し……。その復讐として、カガミは怪人二十面相となって、スナガを断じ、他にも同じように心神喪失から不起訴となりその後平気な顔をして社会に戻っている者たちを……してきたようです。

 

 

その他、雑感

最後には以前「影男」の回でさち子たちをアレしてアレしたワタヌキが、カガミとは別の怪人二十面相によって数されていました。その時の台詞から、その二十面相はさち子の父親みたいでした。世にいる復讐者の誰もが二十面相になり得るということでしょう。

今回のサブタイ「芋虫」は、時子の最期の状態を示しています。てるてる坊主のようにロープで吊るされていました。手足が……。

今話の元ネタは江戸川乱歩の同名の短編小説『芋虫』です。こちらもブログに書くのは憚られる内容ですので、内容などを知りたい方はWikipedia(芋虫 (小説) - Wikipedia)をご覧になってください。傷痍軍人とその妻の話ですね。

私はこういう犯罪について疎いのであれですけど、心神喪失状態だったからといって必ず不起訴処分になる訳ではないと思います。やくぶつやいんしゅによるしんしんそうしつじょうたいを自ら作った場合はさすがに不起訴・無罪放免にはならないと思いますけど、どうなのでしょう。

特にワタヌキやスナガがした内容はどう処罰されるのかどう処罰されるべきなのか、というのは私にはさっぱり分かりません。心情的にはカガミやさち子の父親の行為は許してあげたい気持ちになります。決してそういう行為を勧めるものではありませんが。

 

dysdisanime.hateblo.jp