ディスディスブログ

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ガーデーヴィの戦象部隊に対してナルサスが採った策とは? - アニメ『アルスラーン戦記』十六章「落日悲歌」の感想

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毎週日曜日17:00よりTBSにてアニメ『アルスラーン戦記』が放送されています。

 

www.arslan.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月26日の放送は第十六章「落日悲歌」でした。

 

 

 

第十六章「落日悲歌」

いよいよシンドゥラの第一王子ガーデーヴィと、第二王子ラジェンドラとアルスラーンたちパルス軍の連合軍が激突しました。ガーデーヴィ軍15万に対して、ラジェンドラとアルスラーン連合軍は6万。数の上ではアルスラーンたちが圧倒的に不利です。

ガーデーヴィは軍を二手に分け、ラジェンドラとアルスラーンの軍を分断にかかり、アルスラーンたちをクジャラート城に貼り付け、動けなくさせようとしています。

ガーデーヴィはラジェンドラ軍に対して戦象部隊を繰り出してきました。戦象部隊についてナルサスは、アルスラーンの父アンドラゴラスですら正面から避けたと言います。また、今回の戦闘は寒い時期のようで、本来なら戦象の動きも鈍くなるところですが、どうやらガーデーヴィは象に薬を使っている様子。実際に戦闘では戦象部隊がラジェンドラ軍の騎馬隊を圧倒し、ラジェンドラは一気に窮地に陥ります。

足を止められていたと思われていたアルスラーンたちパルス軍でしたが、ナルサスはそれを予め読んでおり、パルス軍はガーデーヴィ軍が城を囲ったときには既に城を抜けだしています。それだけでなく、城壁にパルス軍を模した人形を多数配置してガーデーヴィ軍を騙し、足止めすることにも成功しています。

窮地に陥ったラジェンドラ軍でしたが、そこにアルスラーンのパルス軍が合流すると形成は逆転、逆にダリューンがガーデーヴィを打ち取る直前にまで追いやります。しかし、ギリギリのところで黒豹ジャスワントが割って入り逃げられてしまいました。逃げるガーデーヴィたちをファランギースが弓で討とうするのを、アルスラーンは止めています。ジャスワントは前回に引き続きアルスラーンに命を助けられた事になりました。

敵将を討つところまではいかなかったものの、戦闘はラジェンドラとアルスラーン連合軍の勝利に終わっています。

戦象部隊に対してナルサスが採った策は、象の機動性の悪さ、更にあれによって興奮状態に陥っていることを逆手に取って一方へ誘い込み、大きな兵器、あれは何という名称なのでしょう、カタパルト(投石機)のようなバリスタ(弩砲)のような、大きな槍を撃ちこんで倒す、というものでした。槍の先端には毒を塗ってあります。

 

 

その他、雑感

 

床に伏していたガーデーヴィのシンドゥラ国国王カリカーラ二世が目を覚まし、ガーデーヴィがラジェンドラとの戦闘状態にあることを告げます。カリカーラは「神前決闘」なる方法で後継者を決めることにしたようです。

神前決闘とは、決闘の勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判のことだそう。

今回の見苦しい兄弟喧嘩の大きな原因は、カリカーラが倒れる前に後継者を指名しなかったことにあるのでしょう。そういうことを以前の回で説明していたかは忘れましたが。そして、今回カリカーラはこの期に及んで自ら後継者を選ぶのではなく、神に選ばせようとしています。

しかも、その神前決闘においても、ガーデーヴィとラジェンドラが直接決闘をするのではなく、それぞれが代理人・代役を立てて戦わせようとしています。ガーデーヴィは誰でしょう? 得には言っていなかったと思います。ラジェンドラは事もあろうかパルス国のダリューンに代理人を頼んでいます。

何ともあれな国ですが、次回予告を見る限り、アルスラーンはラジェンドラの申し出を受け入れたようです。ダリューンの相手は見たことのない大男でした。おそらくですが、ガーデーヴィは象にそうしたように、その大男にも興奮させる何かを使っていると思われます。それとこれも憶測ですけど、ガーデーヴィは父カリカーラに対しても使ったのでしょうね……だとすると悪どい。

 

dysdisanime.hateblo.jp