NHK連続テレビ小説『まれ』の2015年7月1日水曜日の放送の81話で、圭太が先走っていました。
先週、ヒロインの希(土屋太鳳)が紺谷圭太(山崎賢人)に告白してから2年半が経ち、能登で再会を果たした2人でした。その2年半はお互いが精進する期間です。
2人で圭太のお祖父さんで輪島塗の師匠、輪島塗の塗師屋「紺谷漆器」4代目である弥太郎さん(中村敦夫)のところへ挨拶に伺いました。弥太郎を前にした圭太は、何と希との結婚を許可して欲しいと願い出ています。
希はまさに“寝耳に水”状態で、紺谷漆器でアルバイトをしている津村藍子(常盤貴子)もその場に居合わせており、圭太の他の皆もたいそう驚いていました。
「“2年半待ってくれるか?”って言ったら“うん”って言ってくれただろ?」というのは圭太の言い分です。希としてみればそれは、圭太が塗師の希がパティシエの修行をする、お互いが自立をするための期間だと捉えていたので、2年半待った後に普通に付き合うだけと思っていたようです。というか視聴者もそう思っていたことでしょう。
希もスーシェフになったばかりで横浜を離れられず、弥太郎さんも藍子さんも認めてはくれませんでした。弥太郎さんとしては五代目は圭太だと望んでいて、女将は専業でないと務まらない考えです。藍子さんはそれよりもまだ本人同士の間で解決させることが先にあるだろうと。
圭太はそれでも食い下がり「それなら遠距離結婚や」と言っていましたが……どうなることやら。弥太郎さんは見合いを勧めていくようです。
朝ドラ受けの『あさイチ』では、司会の有働由美子アナウンサーが「気持ちのあるとき(結婚)しとかないと、一人前とか言っていると、すぐ30,40になってしまうので、(結婚)するなら今な気がします、私は」と妙に凄みのあるコメントを発していました。
イノッチさんは(V6の井ノ原快彦さん)は「圭太も圭太でさ、一度会ってみるのもありだよね、写真(見合い)の娘たちにね」と返していて、有働アナが「イノッチ、そっち系〜〜?!」とマジな声で残念がっていました。「イノッチにはそれ言わないで欲しいなぁ」と。
私も有働アナと同意見です。踏み出したもん勝ちというのはあると思いますし、後の苦労は2人で一緒にすればいいことかと。遠距離は辛いかも知れないですけど。
それにしても、やはりここ何年かの朝ドラ流行りは、朝ドラ受けの『あさイチ』があるからなのだろうなと、今日の放送を見て再々々々々……確認しました。やっぱり面白いですわ、有働アナとイノッチさん、柳澤さん、ゲストの皆さんも巻き込んで朝ドラの話をワイワイしているのを観るのは。