ディスディスブログ

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ル・マン24時間レース2015では日産のGT-R LM NISMOを応援していたけど…惨敗でした

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24 Hours of Le Mans 2015(ル・マン24時間レース 2015)は、Porsche(ポルシェ)が1998年以来の優勝だそうです。しかも1-2フィニッシュを果たしています。

 

 

www.24h-lemans.com

 

決勝レースのハイライト動画を貼っておきます。↓直下です。 20分ほどある長い動画になります。注意してください。

 

dai.ly

 

 

テキストの記事も貼ります。↓直下です。

 

f1-gate.com

 

 

  1. Hulkenberg/Tandy/Bamber GER Porsche 919 Hybrid 395 laps LMP1
  2. Webber/Hartley/Bernhard GER Porsche 919 Hybrid 394 laps LMP1 
  3. Lotterer/Fassler/Treluyer GER Audi Sport Team Joest R18 e-tron 393 laps LMP1 
  4. Duval/di Grassi/Jarvis GER Audi Sport Team Joest R18 e-tron 392 laps LMP1 
  5. Jani/Lieb/Dumas GER Porsche 919 Hybrid 391 laps LMP1 
  6. Wurz/Conway/Sarrazin JPN Toyota Gazoo TS040 Hybrid 387 laps LMP1 
  7. Albuquerque/Bonanomi/Rast GER Audi Sport Team Joest R18 e-tron 387 laps LMP1 
  8. Davidson/Buemi/Nakajima JPN Toyota Gazoo TS040 Hybrid 386 laps LMP1

 

結果、優勝したのはPorsche19号車です。Nico Hülkenberg(ニコ・ヒュルケンベルグ)は、Force India(フォース・インディア)で2015年シーズンを戦っている、現役のF1ドライバーです。忙しいスケジュールの中でル・マンに参戦し優勝しています。6月5-7日はカナダGP、6月19-21日にはオーストリアGPが待っていますから、相当ハードなスケジュールです。

日本車は、2014年では優勝に手が届きそうな位置に付けていたToyota(トヨタ)の2号車が6位で最高位、1号車が8位です。昨年が良い順位だったので今年は優勝を…と期待していましたけど、PorscheとAudiにかなり差を付けられてしまいました。また、今年から再び参戦しているNissan(日産)は22号車が40位でした(走行距離が足らず?未完走扱い)。23号車は45位となっているみたいですが、ラスト1時間ほどで煙を吐いた後、左のフェンダー付近から火が出て止まっていました。21号車もリタイア。

 

私は今年、オンボードカメラの映像を流してくれていた日産のサイトを一番多く利用していました。なので、自然と日産を応援する流れになっていましたが…PorscheやAudiはもちろんのことトヨタとも勝負にすらなっていない、絶望的なレベルの差がありました。あまりの遅さとトラブルの多さから、放送していたUstreamやニコニコ生放送のコメントでは、辛辣なコメントが多く書き込まれ、また特にニコではネタ合戦にもなっていました。

Nissan GT-R LM NISMOはFFだそうで、それを否定的に捉えている方が多かった印象です。どうしてプロトタイプカーでFFなの?という。FFとはFront engine Front drive(フロントエンジン・フロントドライブ)方式のことですね。前輪駆動で、エンジンが車体の前方にある、という。日産・GT-R LM NISMO - Wikipediaによると、FFにした理由は空力を優先したためだそうです。「革新的新型LMP1レースカーは他に類を見ないマシン」だと。ニコなどではFF部門では1位だろ(そんな部門はない)とか、FF部門の最下位でもあるだろ(他にFFが出場していない)とか、そういう揶揄が少なからずありました。

 

FIA World Endurance Championship − Official Website

 

日産は2015年シーズンのWECにも参戦していなかったそうです。ル・マンに照準を合わせてきたと。いきなり優勝とは言わないまでも、ある程度勝負できるマシンと体制を用意してから参戦した方がよかったのでは、という。それとGT-Rの名前を使ってこの体たらくは何だ!みたいな。そういう意見が非常に多かったです。

私は普段からWECを観ている訳ではなく、毎年ル・マンやニュルになると観るだけの人なので、今回の日産にどうこう言う言葉を持っていません。でもさすがにちょっと遅すぎたし、トラブルが多すぎたかな、とは思いました。

最初、Porscheなどと明らかに異なるロングノーズのデザインに対して、どうなの?と思っていたのですが、見続けていくとあのデザインが格好良く見えてきました。最後の方は結構好きかも、と思えるように。これが洗脳ってやつですか。

ライブ配信の終わりに、名前を忘れましたがNISMOの方が視聴者に謝った後、今年の悔しさを来年に繋げたいということを仰っていたので、今のところ日産は来年も参戦する意思があるみたいです。FFで挑むかは分かりません。でもせっかくだからFFでどれだけやれるか、やれないかは見てみたい気もします。

 

追記 (2015/06/23) 

何故か今日この記事のアクセスが多いので、追記します。

 

f1-gate.com

 

FFであることに注意が行きがちですけど、日産はハイブリッドなしでル・マンを走っていました。こちらを含めて準備が足りてなさそう、レースを走る前からPorsche、Audi、Toyotaと優勝を争う状態ではなさそうに感じられます。

 

 

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