2015年6月10日放送のNHK総合『ニュース シブ5時』 (http://www4.nhk.or.jp/shibu5/) で、「今人気! エゴマ油の新常識」という特集が組まれていました。ネットで調べたところ、エゴマ(荏胡麻)はシソ科の植物みたいですね。シソの仲間。
エゴマ油とコールドスタート
中でも気になったのはエゴマ油を使った調理法です。というのも、エゴマ油は「高温の加熱に弱い」特徴があるためです。
番組で紹介されていたのが「コールドスタート」という調理法でした。
これはフライパンに火を入れる前にエゴマ油を入れる、火は中火以下(高温は厳禁)にすること、ただこれだけのシンプルな方法です。後は他の料理法と同じです。野菜炒めなど通常の炒め料理に使えます。
こうすることでエゴマ油にゆっくりと熱が加わるために、αリノレン酸(アルファリノレン酸)が壊れにくくなるそう。
番組で具体的に調理をしていたのは、エゴマ油を使った「ナスの蒸し焼き」でした。用意するのはナス1本と適量の塩など。ナスを半分に切ったら塩を振り、5分ほど置いて水分を出します。その次にコールドスタート、直ぐにナスを入れ蓋をし、ナスの水分で蒸し上げます。両面が焼けたらみょうがや生姜などお好みの薬味を添えて出来上がり。
エゴマ油は1日小さじ1杯
エゴマ油に含まれるαリノレン酸は血管を柔らかくしてくれます。体内でαリノレン酸の一部がDHAやEPAに変わり、それが血管の炎症を抑えて硬くなった壁を柔らかくし、動脈硬化や心筋梗塞の予防に繋がるそうです。
番組では納豆やコーヒーにかけたりもしていました。注意点は血管を柔らかくしてくれるからといって摂り過ぎないことです。取りすぎれば当然カロリーオーバーします。
エゴマ油は1日小さじ1杯が摂取の目安です。
おわりに
エゴマ油は高価なため購入に踏み切れないことも少なくないですけど、1日小さじ1杯で効果を得られるならコストパフォーマンスは悪くないかも知れません。
ただ、ネットでの価格を見ると180gで1,800~1,900円しますね…なかなかに高いです。