NHK連続テレビ小説『まれ』の2015年6月10日の放送が面白かったです。
ヒロインの希（土屋太鳳）が働く、横浜中華街にほど近いフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」のオーナーパティシエである池畑大悟（小日向文世）と、横浜中華街の中国料理店「天中殺」のオーナーである池畑輪子（りょう）の娘、池畑美南（中村ゆりか）が誰のことを好きなのか、がハッキリしました。
希は当初、美南が希の元同級生、二木高志（渡辺大知）のことを好きだと思っていました。高志はプロのロック・ミュージシャンを目指して、今は「天中殺」でアルバイトをしています。
が、実際のところはそうではなく、美南は兄の池畑大輔（柳楽優弥）を好きみたいです。希がそれと感じた様子を見て、美南は「正解」と言っていました。大輔は何も知らないと思われます。
美南は再婚したときの輪子の連れ子で、大輔は大悟の連れ子だったはずです。確か。なので美南と大輔は血が繋がっていない。でも美南曰く「叶わない相手」です。
それを知ったときに『みゆき』的なあれを思い出しました。あだち充先生の。いやいやどうなるのでしょうね。あと希が作っていた塩チョコレートって美味しいのでしょうか？ 私は食べたことがないので一度食べてみたいです。
『まれ』の次に放送されている情報番組『あさイチ』では、朝ドラ受けのトークから始まることが多いですが、今回はもちろん話していました。司会のV6井ノ原快彦さんとNHK有働由美子アナウンサーとNHK解説委員の柳澤秀夫さんが言うには、美南から大輔もだけど、大輔から美南も、だよね、ということでした。
確かに、大輔はネックレスを美南にプレゼントしていましたね。でもお互い気持ちが分かっていたら（大輔が気持ちを分かってネックレスをプレゼントしていたのなら）、美南はわざわざチョコレートを用意して思い切って告白しようとはならないのではないか、だから大輔お兄ちゃんは美南の自分への恋心を知らないのだろうと。大輔→美南は兄妹愛だけど、美南→大輔は兄妹愛ではない、と。
