2015年6月2日放送の、NHK連続テレビ小説『まれ』、その最後にヒロインの“まれ”こと津村希(土屋太鳳)が、働いて…はいないですか、働きたがっている横浜中華街の近くにあるフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」の店名の意味をスタッフに聞いていました。
"ma chérie chou-chou"はフランス語ですね。Excite翻訳で英語に直したところ"my darling darling"となりました。Google翻訳では"sweetie darling"となりました。そういうことみたいです。で?となりますね。意味が重複気味で和訳が若干いびつですが、「私の最愛のお気に入り」的な意味になるでしょうか。「私の愛しい人」的な。『指輪物語』のゴクリが言っていた「いとしいしと」的な…いや、あれは "my precious" だったかな。
"ma" が男性から女性に向けて使うみたいなので、「マ・シェリ・シュ・シュ」のオーナーパティシエである池畑大悟(小日向文世)が奥さんに向けたのか、あるいは洋菓子、ケーキに想いを込めて付けられた名前なのでしょうか。もしかしたら作中に説明されていたかも。見落としている可能性は高いです。
池端大悟の奥さんは、横浜中華街にある中国料理店「天中殺」のオーナー、池畑輪子(りょう)です。占いも評判。店舗の2階に「マ・シェリ・シュ・シュ」の寮があって、まれもそこにいました。寮であって、今のまれは家賃が一般料金。
「マ・シェリ・シュ・シュ」の場所はどこにあるかについては、「設定上は横浜の山手の丘に登っていく中腹にある」と、『まれ』のドラマスタッフブログに書かれていました。元町公園辺りでしょうか。当たり前といえばそうですけど、実際に中華街方面から坂を登って行く途中にはそれらしいお店はなかったと思います。
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