ディスディスブログ

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『バルサスの要塞』(ファイティング・ファンタジーシリーズ)を手に入れました

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バルサスの要塞』という本を手に入れました。

アドベンチャーゲームブックというジャンルの、本で遊べるRPGです。

 

目次

 

『バルサスの要塞』

『バルサスの要塞』を手に入れました。

アドベンチャー・ゲームブックです。

 

近所の図書館では、利用者が読まなくなった書籍を他の人に譲るためのコーナーが設置されています。

一度に持ち帰られるのは1人5冊までというルール。

そこに置かれていた本の一冊が『バルサスの要塞』でした。

私も読まなくなった小説をそちらへ譲るようにしていますが、受付を経由しなければいけないので少々苦手、まだ数回しか寄付できていません。

 

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この『バルサスの要塞』は「アドベンチャー・ゲームブック」と呼ばれる本です。

今から30年ほど前に、私とその周りで大流行しました。

本で楽しめるロールプレイングゲームですね。

 

私たちの中では「ゲームブック」と呼んでいました。

 

画像にあるとおり、初版の第1刷発行は1985年4月25日だそう。

記事作成現在からちょうど30年前。

 

アドベンチャーゲームブックの思い出

私達の間でアドベンチャー・ゲームブックが流行ったのは、ファミコンが登場して家庭の娯楽が大きく様変わりしようとしていた頃です。

ドラクエ1が出る前とかそのくらいの時期だった記憶。

 

その頃から『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ (D&D) 』などのテーブルトーク型のロールプレイングゲームが私たちの間で話題になっていました。

しばらく経ってからこの「ファイティング・ファンタジー」シリーズが流行った気がします。

 

当時、私は子供も子供で、D&Dなどは敷居の高すぎるゲームでした。

でも、こちらのゲームブックのファイティング・ファンタジー・シリーズは比較的安価で手に入れやすく、1人でプレイできるため、私の周りでは誰か1人が手に入れてから一気に広まりました。

仲の良い友達同士、別の作品を買ってまわし読みをしていましたし、持っている作品が被ったら被ったでその分情報を早く共有できましたから問題なかったです。

 

私が初めにプレイしたFFシリーズは第1作の『火吹き山の魔法使い』だったと思います。

続いて第3作の『運命の森』と、この第2作『バルサスの要塞』をプレイしたような。

第4作『さまよえる宇宙船』以降も、結構先までプレイしました。

 

『さまよえる宇宙船』は剣と魔法のファンタジー世界ではなくサイエンス・フィクション (SF) もので、初期作品群の中では異色作です。

個人的には剣と魔法の世界の方が好きでした。

 

個人的に最も好きな作品は第6作の『死のワナの地下迷宮』です。

内容も良かったですけど、何より名前の響きが好きすぎでした。

原題は 『Deathtrap Dungeon』、中二心を誘うカッコ良さがあります。

 

逆に今回紹介している『バルサスの要塞』は当時あまり好きではありませんでした。

内容より表紙絵が好みではなかったので。

原題は『The Citadel of Chaos』、こちらはカッコ良い。

 

ところで、『火吹き山の魔法使い』の「火吹き山」を何と読んでいましたか?

「ひふきやま」でしょうか、「ひふきさん(ざん)」でしょうか。

私は後者なのですが、前者で読んでいた友達もいました。

皆さんは如何でしょう。

 

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画像のように、いただいた本には「冒険記録紙」が付いていました。

めっちゃ懐かしいです。

状態良く保存している辺り、前オーナーさんがいかにこの本を大切にしていたかが伝わってきます。

私が頂いて良いのでしょうか。

 

でもこの冒険記録紙は『火吹き山の魔法使い』のものっぽいですね。

実は手書きマップも挟まれていていたのですが、そちらはアップしないでおきます。

丁寧に描かれた、とても分かりやすい地図でした。

その方もシリーズを何作かプレイしていらしたのでしょう。

 

遊び方

アドベンチャーゲームブックを遊ぶために必要な物は、紙とペンとサイコロだけです。

サイコロはページに左上にあるものでも代用できるそうですが、私は使ったことがありません。

12面サイコロとか20面サイコロとかを持つことがステータスになっていたあの頃。

 

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このファイティング・ファンタジーは、敵と遭遇した際や、罠にかかりそうになっときに、サイコロを振って戦闘や運試しなどをします。

私はそれをせずに戦闘は全て勝利し、罠は全て回避できたことにして先に進んでいました……。

いや、同じことをしていた当時の子供は少なくなかったと思いますよ。

いわゆる「無敵モード」ですね。

 

他にも、可能な限り全ての指でページにしおりをして、選択肢の先が正しいルートかどうかを確認し、間違えていたら指しおりで前に戻ってやり直していました。

それでも死ぬときは死んでしまうのですが……。

 

例えば、画像のように文章には幾つかの選択肢が登場します。

 

  • 薬草医者を装うか? → 二六一へ
  • 商人だと申し立てるか? → 二三〇へ
  • 一夜の宿を求めるか? → 二〇へ

 

プレイヤー(私)はこの中から選択し、充てられた漢数字の文章が載っているページまでページをめくります。

二六一なら二六一の文章にも選択肢があるので、そこでも選択して進みます。

選択を間違えていれば、進んだところでいきなり死んでしまいます。

 

復刻版

今は復刻版が発売されているのですね、知らなかったです。

表紙のイラストがずいぶん異なります。

でも私はオリジナルが良いなぁ。

死のワナの地下迷宮(デストラップダンジョン)なんて女の子……どうしてこうなった。

 

おわりに

RPG好きな方でもテレビゲームでしかプレイしたことのない方が、特に10代20代の方には多いかと思いますが、一度どうでしょう、こちらのゲームブックをプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

バルサスの要塞―ファイティング・ファンタジーシリーズ (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ)

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デストラップ・ダンジョン (HJ文庫G)

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