最近夜になると聴いてる曲があります。それはTom Waits(トム・ウェイツ)の "Take it with me" です。この曲は "Mule Variations" というアルバムに収録されています。
独特の嗄れ声とは裏腹に、透き通るような叙情的なピアノの演奏が、絶妙な「ミスマッチなマッチ」を創り出しています。たいへん美しいメロディです。
詞もいいんです。とても悲しい詞でもあり、とても優しい詞でもあり。最後の最後、島という大きなところから視点が徐々にズームインしていき、最後は愛する1人の女性の心という小さな場所へと辿り着くところなんて、震えが来ます。
私はCDを持っていてそれをかけています。動画サイトにもアップされているみたいですけど…ね。 "Mule Variations" は名盤ですので、聴いたことのない方は是非一度聴いてみてください。