私が患う気分変調症、別の言い方では気分変調性障害、あるいは慢性うつ病性障害というそうですけど、私はその明確な違いが分かっていません。
気分変調性障害は気分変調症、最近は慢性うつ病性障害ともいうみたいですけど、正直違いがよく分かりません。アメリカの精神医学界ではこう呼ぶよ、WHOではこう呼ぶよ、みたいな違い程度に認識していますが、違っているかもしれません。
気分変調性障害はディスチミア・ディスオーダー (Dysthymia Disorder) 、気分変調症はディスチミア (Dysthymia) というみたい。私の名前dysdisもこちらから採っています。
と、以前に書いているくらいの知識、知識というと違うか、でもそれくらい認識しか持っていません。
治療をしていたときにも医師から病気に関して何かを教わったことはないんです。病名すらこちらから聞かないと教えてくれませんでした。
でもこれはそういうものかも知れないです。聞きたくない人、聞いて耐えられる精神状態ではない人がいるかも知れないので、聞かれない限りは医師からは言わないルールがあるのかもしれません。
気分障害 - Wikipediaを読むと、気分変調性障害は「身体的・認知的問題が明らかであるという点で単極性うつ病に似ているが、それほど重症でなく、長期に持続する傾向がある(通常2年以上)病態である」とあります。
単極性うつ病はいわゆるうつ病(大うつ病)のことでしょう。
「それほど重症ではなく」というところを読むと、うつより軽いんだ、それなら楽だね、と思われる方がいらっしゃるかも知れません。
でもですね、他の人の症状と比較して重いか軽いかなんて、当人にとっては関係ないんですね。発症しているかしていないかが重要であって。
分かりやすい例を言うと「花粉症」です。
私も花粉症ですけど、花粉症になっている方は毎年、花粉の飛散状況を天気予報等で確認されると思いますが、多かろうが少なかろうが、飛んでいれば目や鼻は辛いですよね。
花粉の少ない年はその辛さが軽減されることはあっても、症状が全く出ないことはない、そういうことです。発症している以上、辛いことに変わりはありません。
分かりにくいかな…花粉症の人にしか分からないかもしれんし…説明下手ですみません。
実はこの花粉症の件は、昔『笑っていいとも』でタモリさんが仰っていたことです。もう10年以上前にテレフォンショッキングでに。タモさんは重いか軽いかなんて関係ないの!「あるかないか」なの!みたいなことを。
今そんなことを何となく思い出したので書いてみました。
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